groggy down 復活か? 市役所へヨーソロ

 

2回目の抗がん剤治療を終えて30日(日)に退院しました。

 

家の玄関に入った途端、ぐったり気分が襲ってきました。

 

キャリーケースの中身を取り出して、すぐに片づけなければならない、洗い物や壊れ物を整理したらベッドにダイブ!

 

吐き気ではないまでもムカムカしています。1回目退院時にはなかった症状でやんす。そのままうとうと眠ってしまいましたさ。

 

夕方そろそろ起きねば、と思うのだけれどボーッとした頭は思考がはっきりしません。何にもする気がせん。

この日、夕食も食欲なし。かろうじて水分は飲もうとする気は維持できておりやした。

 

今回の2回目の入院は6月23日(日)に入院しました。家での血圧計測は120台なんだけれど、病院だとたちまち170だなんて数字が出てきてしまうんでやんす。気が小さいんだな。

 

24日(月)9:00、血管造影室。CVポート造設術が行われました。手慣れた医師らしく手際よく手術自体は30分程度で完了。痛みもなくあっという間の夢見心地ではありました。

右鎖骨下部分にCVポートが埋め込まれています。

 

午後の主治医の回診時に「明日からポートを使った点滴を行います」と宣言されました。

 

6月25日(火)、主治医がCVポートにヒューバー針を穿刺固定。あとは手首点滴とおんなじ要領で看護師さんが抗がん剤ボトルをラインチューブにセットしていきます。

 

キイトルーダ、シスプラチン、それぞれ補液や吐き気止めなどもルートチェックしながら

つないでいきます。

5-FU(フルオロウラシル)を24時間持続点滴×5日間、これがルーティーン点滴ラインナップでごわす。

 

2日目、看護師さんに「食事量を減らしてほしい」とリクエストしました。ほぼベッド上生活でせいぜい廊下2往復散歩を午前午後に行うくらい。毎朝計測の体重が増えていくのです。

 

主治医は点滴液が注入されているから体重増となるのは仕方がない、気にすることはない、とは言うけんどさ、入院前66㎏だったのがたった2日で70㎏を超すかい

 

でね、栄養部から栄養士さんがやってきました。おかずの量を減らすのは難しいのでご飯の量を180gから120gへと減らしましょう

もう一点、パン食なんだけれど、噛んでいると餅化するというのかねネバネバねっとり固まってくるんでごわす。

 

発酵菌を変えることでもちもち食感を出すというコマーシャルを聞いたことがあったので、もちもちパンではなくてごく普通のふわふわパン、噛んでいると柔らかくなって溶けていくようなパン生地にしてほしい。

 

栄養士さん曰く、当院のパンは一種類だけなので変えることはできない。パン食をやめてご飯にしますか? というので、いやいやせっかくのパンを楽しんではいるので、そのままでいいですと

 

でもね、その日の夕食からおかずを半分残すようにしちゃった。それまでは頑張って完食していたんだけどね。だって、食事確認に来る看護師さんが偉いねぇ~ってほめてくれるんだもん

 

なんでだろうね、患者は幼児化するし、看護師さんは保母先生化しちゃうんだな。

とはいえ、手首留置針からの点滴と比べて確実に薬剤が落下しているので安心していられます。それに電動ポンプが設置されているので滴下中は緑ランプが教えてくれるんでやんす。

 

手首点滴の場合は手首の角度で点滴速度が変わったり止まったりする危険があったけれど、その心配は全くなし。もし不具合が発生すると赤ランプが点灯し音で知らせてくれるのですぐナースコールを押すことができるのっし。

 

点滴も後半になると身体も慣れてくるのか今回も極端な副作用は出現しなかったから穏やかな入院生活ではありましたよ。

 

ところか、帰宅後に襲ってきた倦怠感、何にもする気がせん症状、おまけに下痢便おまけに下痢便。参ったなぁ~。

KNOCK ME OUT!

 

 

翌日も groggy down で全くベッドから起き上がれませなんだ。

 

午後になって冷凍庫からたこ焼きを5個出してレンチン。そんなこんなの退院後のダメージでやんした。

 

市役所から高額医療費控除のお知らせが届いていたので、書面に指示されている医療機関の領収書をコピーして、提出しに行ってきます。

復活へのリハビリテーションです。いつまでも寝っ転がってばかりじゃがん細胞に負けっちまうけんね

 

んじゃ、ばいちゃ!

 

 

治療の詳細はまた別便でね

 

術創を 優しく洗う シャワー浴 (秋望)