位置について よぉ~~い ドンだよ

 

2024年5月26日(現地時間)第108回インディアナポリス500マイルレースが開催されます。

 

レース前、各マシンのエンジンをスタートさせる合図、スタートコマンドが宣言されています。

それが「Gentlemen, Start your engines!」です。女性ドライバーが参加するようになってからは「Lady and gentlemen, start your engines!」に変えられましたね。

レースマシンのエンジンに火を入れる、わくわく高揚感が増す瞬間でもありますよ。

 

あきぼうが会社勤めをやめてフリーランスになった時、ご挨拶はがきに書き込んだキャッチコピーが「Gentlemen, Start your engines!」でした。さあ、いよいよスタートさせるんだよという意気込みを込めて。

 

インディアナポリスと東京の時差は約13時間。5月26日は日本時間にすると27日となりますね。あきぼうは武蔵境にある大病院に入院します

食道がんの治療を開始するのです。16日、外科の担当医師の診断は「外科手術では『根治できない』ので抗がん剤治療でがんが大きくなるスピードを遅くする治療を採用する」というものでした。

その後バトンを渡された消化器内科の部長先生は20日、「放射線部と相談させてほしい」との話で1日間を開けて、昨日22日に受診した際に「FP+キイトルーダ療法」を行うことにしましたと診断をされたのです。

現在は放射線部の予約状況がいっぱいだそうで、抗がん剤による治療を先行させ、効果を測定しながら「食道がん」のサイズが縮小できるようであれば、時期を見て「放射線治療」も加えていきましょう、とのお話をしてくださいましたよ。

PET検査によって多発リンパ節転移、多発臓器転移が認められることから外科の手術ではがん細胞を取りきることはできない、という判断なんですね。ではどうするかといえば、選択肢は化学療法となるわけで、がん細胞の増殖と薬物による抑制との追いかけっこになるわけでやんす。

これはまさにレースですぞ。高性能のエンジンに技量の優れたドライバー、チームワークの整ったピットクルーによるメカニックワーク、きっと勝って見せますよ。がんなんかに負けてたまるか!

 

長い期間をかけるがん細胞との闘いになると思われるので、治療を進めている間に食道がんに効果を発揮する画期的な治療法がでてくるかもしれません。抗がん剤とは限らなくて、例えば免疫療法だったり、一瞬で転移がん細胞が消える「がん細胞が消えるふりかけ」なんぞが発明されるかもわかりませんからね。

レシプロエンジンカーレースだけじゃなくてさ、電気自動車のレースだったり、ソーラーカーレースだったり、時代はどんどん変わっていくよね。石鹸箱レースや坂道を下るだけの箱レースなんぞもありまっせ。

 

薬剤注入は点滴で行うらしく、それも24時間連続投与方式だってさ。何でも5日間やるって。退屈しないように吐き気をもよおすなんぞという副作用が用意されているのかもしれませんぜ。天の配材かもね。

ポケットラジオは許されるんだろうかね。大人のぬりえでも用意していこうかしらん。

 

 

あっ、ベッドの上でPCは使えないだったな。残念。

27日に入院したら、病棟の担当医師から「今後の治療方針」が説明されるでしょうから、まじめに取り組んでいきましょう。

 

がんなんぞに負けてたまるかっ!

 

走り梅雨 入院支度 妻やさし (秋望)