時を刻む 日進月歩 秒速診断

 

昨日29日は昭和の日で祝日でやんした。前日夜、長男からの連絡で子どもたちを連れてやってきたいと。断る理由もないので「歓迎」と返信(㊟このやり取りはすべてカミさんとのLineでごわす)

 

午前11時前に到着。子どもたちはすぐに家に入るのじゃなくて、家の前の路地で「縄跳び」ができるようになったことを披露したい長姉がさっそく縄跳びを

すぐ下の双子ちゃん真似して縄跳びをするんだけど、まだ飛べないんだな。姉ちゃんは上手に何回も飛んでおりました

 

そのうち双子ちゃんがおばあちゃんが出してきたゴムボールで遊びだすと長男がプラスチックのバットを取り出してきて、みんなでトスバッティングになりました。

ちなみに長男は都立高校時代硬式野球部で都大会では神宮球場で試合をしたこともあるんだと自慢していますよ(春夏を通じて甲子園には出場してはいないんだけどね)

先週まで入院をしていた末娘ちゃんは、寝起きだそうでお母さんの抱っこから離れようとはしませんでした。

一通り遊んでお昼用のお寿司を取りに行く時刻になったので長男と長女(この長女は長男の家族ではなくて、実の長男の姉さんです)が自転車で駅前のすしチェーンに。

 

子どもたちは順番に手洗いをして、二階に。さっそくすし積み木を引っ張り出して遊びだします。幼い女の子の姉妹は、仲良い時もあれば、ほんの些細なきっかけで取っ組み合いのけんかになることも。そうやって共同生活を覚えていくんでやんすな。

すし盛りが到着してテーブルを囲んで、銘々皿に取り分け、ただし子どもたちはまだ生物を食べられないので、納豆巻きとかっぱ巻きを食べます

長姉はようやくイクラ巻きは食べてもよい、となったので2巻お皿に乗っています。子どもたちはアレルギー体質があるので、耐性ができるまではアレルゲンとなる食物は口にできないのです。

 

みんながすしを食べている時、医師から「やわらかいものを」食べるようにと指示されているので一人だけロールパン&チーズを食べていたのでありました。

「ところで、父ちゃん具合はどうなん?」と長男が尋ねてきました。

 

午後3時過ぎにプール教室がある中ワゴン車で一家そろってやってきたのは、そこを聞きたかったのかと。

「逆流性食道炎じゃないかと、念のため胃カメラで検査してもらおうと受診したら、食道に腫瘍が見つかった、というのが現状で、5月2日の大病院での診察を受けなければ、それ以上のことはわからないんだよ。食道に関しては、何の自覚症状がないんだからね」

 

「そうなのか。いずれにしても5月2日以降にはっきりするということなんだね」

 

逆流性食道炎かもしれないなと思ったのは、去年11月の心臓の手術をしてから何度か胃液がこみ上げてきた症状があったからね。それも先生が処方してくれた薬で収まってきていたからもう大丈夫だと思っていて、先生に念のため食道を検査したほうがいいでしょうかね、と訊ねたら、そのほうが安心するね、というので内視鏡カメラを飲んだんだよ」

「去年の手術の直後に戻していたんなら、その時に検査しておけば、もっと早く分かったかもしれないということなのかな」

 

「そうかもしれないけれど、入院中に2回胃液が戻ったことがあったけれど、退院してからはしばらくは何ともなかったからね

 

「じゃあ、まずはお大事にということですね」

 

とまあ、長男とはそんな会話をしましたよ。しばし子どもたちと遊んだり、昼食を一緒に摂ったりで、気分が晴れやかになったことは確かでやんす。

来年春を迎えれば、長姉は小学校に通うことになります。かるたの読み札はすらすら読めるし、下の子の世話もよく焼くし、末娘は一番なついているしね。

 

子ともにとっての一分一秒、とジイジの一分一秒は、同じ時の長さではあるけれど、その先の秒数を考えると、がぜん持つ意味が変わって来よりまっせ

「生検の結果を待つまでもなく『がん』です」と話した医師の言葉が重く感じるのではあるけれど、長男のやさしさが不安を和らげてくれましたよ。

 

子どもたちは食事を終えるとトイレを済ませて手を洗って、ワゴン車に乗り込んで、「プール、プール、プール」と声を合わせて発し、窓越しに手を振ってお別れしましたよ。

明後日5月2日(木)、武蔵境にある大病院を受診します。

 

 

庭の樹は 満開の花 躑躅かな (秋望)