3月いっぱいで退職 なんと逆流性食道炎 4週間の投薬治療

 

19日(火)に高血圧治療のレギュラー通院をして、いつものかかりつけ薬局に処方箋を出しました。

ここまでは2か月ごとのルーティーンなのですがお薬のセットを終えたかかりつけ薬剤師さんが「お待たせしました。お薬の準備が整いました」と声をかけてくれました。

 

いつものように高血圧の薬から説明をはじめ一通り終わったところで、今回は高血圧の主薬をそれまで40mgだった処方が20mgに削減されて3か月経過したところで、切り替える以前に処方されていた40mgの錠剤が手元に残っていたので主治医の先生とお話をして、薬局で半分にカットしてもらえるのであれば、それを先に使っちゃいましょうか。

というわけでかかりつけ薬剤師さんに相談したところ半分にカットしてくれるということになったんでありますよ。

 

錠剤のカットって結構難しいのだそうです。特に現在服用している錠剤は口の中で溶けるタイプなので、普通のはさみで切ろうとすると屑屑になってしまうそうであります。そこで錠剤専門のはさみというものがあるんだね。

 

普通のはさみって刃の手前から刃先にかけて斜めに刃が下りてくるんだけど、その特殊なはさみは錠剤に対して水平というか垂直というか、つまり斜めでジュクジュク切れ込みを入れているのではなくて、上からスパッと一気に刃が下りる感じだそうです。

でね、半分になった半月状の錠剤を粉剤用のプラスチック薬袋に入れて閉じてくれたんです。在庫分は全部で55錠なので、半分にすれば倍の数量。そこで、2か月ごとの処方に合わせて出してくれて、残りは薬局で保管してくれることになりました。

でね会計のクレジット操作が終わったところで、かかりつけ薬剤師さんが改まった態度で向き直ると「お世話になりましたがわたくし今月いっぱいで退社することになりました。あきぼうさんは今度来られるのは5月になりますから、今日が最後となります。いろいろとありがとうございました」と頭を下げたんですよ。

「長いことお勤めご苦労様でした。僕のことでいえば『モビコール』を勧めてくれたのがありがたかったです。おかげさまで便通がスムーズになりましたよ」

 

なかなか気の利く、そして専門領域のアドバイスが的確な薬剤師さんでね。退職する前にもう一度逢いたいな。そんな気分になりました。

 

23日(土)はカミさんのお母さんの3回忌法要があって横浜に出かけました。法事後の会食の場所が『夢庵』となって、各自が好みのものを注文するようにと言われて、『天ぷらそば』を頼みました。

その日の夕食のおかずは『豚汁』でした。ところがです。もうあとわずかで食事が終わりそう、その時前触れもなくえずいたのです。オエッとね。

口の中に透明だけど粘っこい液体が満たされ、ティッシュで吐き出すんだけれど、一回で終わらないのよ。10分ぐらいしてごみ箱がティッシュでいっぱいになってしまいましたさ。

 

えずきが収まったかなと、冷めたお茶を一口含んだところで、それが刺激になったみたい。また噴き上げてくるんです。

 

 

日曜日にドラッグストアで胃薬を買おうかなとカミさんに話したら「お医者さんにしなさい」と一喝されてしまいました。

昼に天ぷらそばで夕食に豚汁。どっちも脂っこい食事だったよねぇ~。それがいけなかったのかも。胃の内壁の細胞ってナイーブなんだね。ストレスでも縮み上がるちゅうもんなぁ~。

それで、本日25日(月)にかかりつけクリニックへ行ってきました。診察券を出したら、看護師さんが「19日にも来院しているけれど、今日はどうなさいましたか」と訊ねてきたので、土曜日にえずきで胃液が上がってきた旨伝えました。

 

先生は、「『逆流性食道炎』の可能性が強いね。」と。そこで心臓の手術で入院しているときに一度、2月にもう一回、そして今回とおんなじ症状が出ました。入院中には心臓の真裏に食道が通っているので手術の影響が出るといけないので『ラベプラゾールNA』を処方しておくとのことだったけれど2月の診察時に「術後3か月が経過しているの胃薬は中止します」と言われてそれから飲んでいないんですよね、と経過をお話ししました。

かかりつけ医の先生は「現在症状が出ているということなので『タケキャブ錠20mg』を4週間服用してみてください。それが終わったら食道と胃を内視鏡で検査しましょう」という方針が出されました。

わぁ~い、わぁ~い、これでかかりつけ薬剤師さんに3月のうちにまた逢うことができるじゃんか。

 

 

あなたに逢いたくてと思っていたら『逆流性食道炎』になっちまった。そう言ったら笑っておりましたよ。

あのね、なんで逆流するかちゅうとだな、食道から胃に入るところには関所があるんだそうですよ。その関所は『下部食道括約筋』という筋肉でできていて普段はぎゅっと閉じていて胃の内容物が食道へ入らないようにしていて、口から食べたものを食道から胃に送り出す時だけ緩む仕組みになっとるんだがお年を召してくるとだな、体のあっちこっちの筋肉がだらしなくなってくるんだと。

そう、締りが悪くなるっちゅう現象だわな。あきぼうはまだ口が緩んでよだれを垂れ流すなんちゅうことは起きてはおらんけれど、体の中では締まるべきところが緩んじゃっているというこっちゃ。

 

ストレッチと筋トレ、やってはいるんだけどなぁ~~。

 

 

またひとつ 薬が増えた 春の雪 (秋望)