コロナ禍が契機に 安定していること 経過観察って何？
昨日23日に「かかりつけ医」のいる循環器クリニックに行ってきました。前回受診したのは11月28日でした。56日目の受診でした。
かかりつけ医で診てもらっているのは「高血圧症」、「脂質異常症」、「肥満」が主訴で、大腸ポリープの経過観察や切除は、武蔵境の大病院へ行くのですがその際には、かかりつけ医から診療予約を申し込んでもらいます。
武蔵境の大病院は「基幹病院」となっているので受診するにはかかりつけ医からの紹介状が必要になるからです。
昨年春先の夜間頻尿に関して泌尿器科を受診するとき、夏前の24時間ホルター血圧計装着で発見された「不整脈」治療で循環器内科を受診するとき、かかりつけ医による診療予約でお世話になりました。
いつから56日処方が始まったのかというと、2020(令和2)年3月18日の処方から56日分となったのです。これは前年の暮に中国武漢で発見されたコロナウイルスによる罹患が翌1月日本にもたらされ、瞬く間に感染が拡大していきましたね。
そこで、循環器クリニックにおいては、できるだけ患者同士の接触を少なくしたいとの院長の考えから、比較的症状の安定している慢性病患者については、それまで毎月受診するように求めていたところを患者の状況に応じて通院間隔を広げようとなさったんですね。
あきぼうの場合は、高血圧症治療の降圧薬、脂質異常改良薬がメインであって、毎日の朝晩の検温と血圧測定の記録を受診時に提示することで、56日ごとにとなったというわけ。
ところで、かつての病院からの薬ってさ2週間分が原則じゃなかった？ 出張や旅行などで通院ができない場合に、「おまけ」で何日分か増やしてもらえるなんかあったような。
それがね、薬事行政の制度の改正が行われたんですね。2002(平成14)年の厚生労働省省令改正により、4月以降医師の処方制限が解除されたんです。
「新薬」、「医療用麻薬」、「向精神薬」等を除いて処方日数の上限が撤廃されたんです。医師の裁量に任されることになったわけね。
これは性善説に立っているのでさ、悪さをしようとする医師は改正前から悪さをしていたんだけどね。例えば、「向精神薬」の睡眠薬や安定剤を過剰に処方したりね。
昨日は処方箋を「かかりつけ薬局」に持参して56日分のお薬を山ほどもらいました。あ、買いました。家に帰ってから、これは朝飲む薬、夜飲む薬、寝る前に飲む薬とお薬箱に分類しました。
これが結構手間なんすよね。昨日は、10日ほど前から寝るときに出てくる咳について相談して「アストミン錠10㎎」7日分を処方してもらいました。この薬は一日3回服用が基本なんだけれど、お試し処方なので夜だけの服用となりました。
一週間たってもまだなお寝る前に咳が出るようなら「せんせぇ～、お助けくだせぇ～」って言いに行かなくっちゃダネ。
どうやら先生は、気休め薬のつもりらしい。だってね、先生含み笑いをしていたんだもん。そうそう、先生のご専門は「気管支、肺などの呼吸器系」なんだよ。
なぜって、昼間は交感神経が優位で活発に行動するために酸素をたくさん取り込まなければならないから気管支が広がっているけれど、寝ようとして布団に入って横になると副交感神経が優位になって酸素をそれほどたくさんは必要としなくなるので気管支が狭くなるんだね。そうすると口の中の分泌物が気道を刺激して咳が出やすくなる。そんな説明をしてくれたんでごわす。
冬なので肩や首までタオルケットや毛布を引き上げて寝る姿勢になるでしょ、するとますます気道が圧迫されるので咳が出やすくなるっちゃ。つまりだ、要は慣れでもあるというわけ。重大な疾患は見当たらないぞッと、いう診断なんでしょうな。
気にしなければ咳も収まるということらしい。ほんとかいな。7日間はしっかり「アストミン錠」を飲みますぞ。
来月2月14日は、武蔵境の大病院で循環器内科の心臓治療後2回目の再診日。治療後1か月目安の12月6日の受診では、抗不整脈薬である「フレカイニド酢酸塩錠」の処方が中止されたんす。
そうしたらね、12月13日から家庭用血圧計に「不規則脈波」検出サインが出たんす。2週間連続して、病院に問い合わせをした方がよかろうかとも考えたんすけど、12月27日からは「不規則脈波」サインが出なくなったと。まあ大晦日を迎えるタイミングでもあるから年が明けてからっ様子をみんべ。
したらさ、それからはサインが出ないのっしゃ。もっとも不整脈治療の心臓カテーテルアブレーションは、治療後1、2か月は安定しないこともあると。3か月が経過するころには状態が落ち着きを見せて安定すると。
11月10日治療を行い、1か月後相当の12月6日に再診、そして、3か月後相当となる2月14日に再再診。さて、どんな診断がされるのでしょうかね。
聖バレンタインデーだよね。幸せのチョコレートがもらえるでしょうか？
再診や 心臓治療 春待たる (秋望)