ソロリソロリ 用心深く 信じる者は救われる

 

11月10日に心房細動治療をしてきましたぞ。右足鼠径部からカテーテルなる細い管を挿入して心臓の内側から「手術」をしたんでごわす。

あきぼう本人は患者でごわすから眠り薬が効いているので何が何やらさっぱりわからんチンではありますよ。まあ、俎板の鯉状態ということだな。煮ても焼いても…。あ、今回は高周波で焼くんじゃなくて、冷気で凍傷させて壊死させるという技術が用いられました。

 

クライオバルーンカテーテルで肺静脈隔離術を行ったのでごわす。

 

事前に主治医から説明を受けました。わかったつもりでおりました。「根治を目指す」治療だということなのですっかりお任せすることにしたんでごわす。

そもそもの始まりは、市の健康診査の心電図でずいぶん以前から「右脚ブロック」と指摘されていたんですな。かかりつけ医の先生は「まあ、これは気にしなくても大丈夫だから」という話で、どういう状態なのかツゥ~~ことは研究せんかった。

 

でね、今年に入ってまず夜間頻尿対策で排尿量計測を3か月続けてグラフ化したのね。それをもとに大病院の泌尿器科で検査したら「前立腺肥大」が始まっとるツゥ~ことになって「タムスロシン」が処方された。これは何度も報告しとりまっせ。

 

これはね男にとってはかなりなショックなんでアリンス。副作用としてはね射精障害が起きる可能性があるんすよ。男は死ぬまで男の機能を確かめておきたい動物なんすよねぇ~。

 

次にはかかりつけ医のところでのホルター心電図検査でそれまでの不整脈状態から「心房細動」状態に移行していることがわかっちまった。

でね、大病院の循環器科を受診してまずは、それまでの心臓の薬が変更されたんですな。かかりつけ医が処方していたのは「ワソラン・ハーフジゴキシン・メインテート」の組み合わせ、大病院ではその処方に×印をつけて否定して「フレカイニド・エリキュース」の組み合わせに変更したんでごわす。

 

薬剤の効き目っちゅうのはその症状にピタリと合うとだな、すんばらしい効果を発揮するらしいっちゃ。家庭の血圧計「OMRON HEM-8712」には「不規則脈波マーク」というのが表示されるんだがね、薬を変えて2,3日したらピタリと出なくなったんでごわすよ。

そういう経過をたどっての「心房細動カテーテルアブレーション術」が行われたちゅうわけだが12月6日の術後第一回外来受診時に「フレカイニド」を中止することになったんよ。えっ、不整脈が収まっているのに処方を止めちゃうの?

 

次回の外来受診は2月14日なんだよねぇ~。聖バレンタインデーだわさ。「根治を目指して」アブレーションをしたわけだから「頻脈性不整脈治療剤」である「フレカイニド酢酸塩製剤」は止めちまいましょうよ。

 

つまりだアブレーションがうまくいった(はず!)なんだから、薬効を中止して経過観察をしてみんしゃい、ちゅうこってすな。

12月6日から本日12月12日まで一週間が経過しましたが血圧は123/79/72で安定しているし、血圧計の「不規則脈波マーク」は全く出てきませんよ。今のところ薬に頼らず心臓の自力でちゃんと拍動しているということなんじゃろうよ。心房細動手術は根治できた!

 

そろそろ、市の健幸ウォーキングチャレンジを本格再開してみましょうかね。

あ、年賀状をまだ買っていなかったよ。今年はどうすんべかなぁ~。

 

柿食えば 石ができると 脅かされ (秋望)