ペタしてね  昌平坂の下に 昌平橋 松住町架道橋

聖橋から

おさらいで、聖橋の上からの眺めをもう一度。神田川の左にふぞろいの建物が並んでいます。2階建てだったり3階建てだったり。でもビルにはなっていません。そしてその向こうに2連の鉄道橋があります。右側の神田川を跨いでいるのは『神田川橋梁』で続いて左側のアーチ橋は『松住架道橋』です。

昨日のブログで聖橋を渡って湯島聖堂を見学して正門から昌平坂に出たところまでお届けしました。本日はその続きです。なお、撮影取材は1月19日です。その後はいろいろな立て込みごとがあって写真ミニ旅ができないでおります。でも、このときの写真材料がまだまだありますので、もうしばらく続きをお楽しみください。

相生坂

湯島聖堂の正門を出て相生坂(昌平坂)の上方向を眺めています。中央のアーチ橋が聖橋で左側に御茶ノ水駅、中央線電車が見えています。これからこの坂を下っていきますよ。

坂ノ下へ

湯島聖堂の場所は文京区との境でこの坂を下っていくと千代田区に入ります。川沿いの右側には2、3階建ての小さな建物が並んでいるのに、道路を挟んだ左側にはビルが建っていますよ。

ビリヤード淡路亭

2階建ての建物に『ビリヤード』の看板。ビリヤードの淡路亭です。1階がビリヤード台製造工場(こうば)、2回がビリヤード場になっています。

ビリヤード♪、昭和の高校生あきぼうには、キューを立てて打つ曲打ちが思い出されます。高校の授業を抜け出して早大通りに面したビリヤード場で4つ玉を打っていました。映画ハスラーではポールニューマンが鮮やかなキュー捌きを演じていました。

何と読むの

喫茶店でしょうか? 音楽館なんだけれど楽は横向きですよ。何と読むんでしょう。じつはリハーサルスタジオなんです。デュオお茶の水音楽館なんですね。

学校です

ここは何でしょう。特殊メイクアップ技術を教えてくれる専門学校です。ハリウッド映画から発達した特殊メイクを日本にいて学べるんだそうです。お茶の水から秋葉原へ向かっていく道なので儒教からアキバ文化へと移行していくシグナルでしょうか?

千代田区

千代田区外神田二丁目です。江戸ご府内から見て神田川の向こう側を外神田、中側を内神田と呼んだんだって。秋葉原なんだけれど神田の住居表示になるんですね。

総武線が通過しているアーチの鉄橋が何度も登場している松住町架道橋です。1932(昭和7)年に架けられているので80年を越す年齢なんですね。

どっちの名前

昌平橋交差点です。国道17号線(中山道)と都道405号線(外堀通り)が接触しています。さて、どの道がどっちの名前なんでしょ。歩いている分にはどちらでもいいのですけれど、道案内しようとするとわかりにくい表示ですよ。

昌平橋

昌平橋。立派な橋欄親柱です。漢字表記です。1923(大正12)年に架け替えられた橋です。

奥は中央線

手前に人道橋が架かっています。その向こうの高架部分をJR中央線が走って行きます。

はとが

道路を横断しました。はとが飛んでいます。都会のカラスはコナンのお話でしたね。こちらの橋名はひらがな書きになっています。

橋の幅

その昔都電37系統も走っていたんですよ。橋の歴史をたどると、江戸時代の木橋、明治に入って鉄筋コンクリート造、鉄道橋、人道橋、やがて関東大震災や戦災を経て、自動車専用橋19mに橋の西側東側にそれぞれ7mほどの歩道橋が掛けられています。

連続高架橋

神田川の向こう側にJR中央線の高架線路があります。レンガアーチが連続している高架線路は、構造的には鉄道専用連続高架橋なのですね。

むかしのまま

東側の人道橋の間から自動車専用橋を見ています。このコンクリート部分は竣工当時のままなのでしょうか?

万世橋

神田川に架かる橋の昌平橋の次の橋は万世橋です。この神田川は人工の川なんですよ。

昭和の匂いのする町の面影とハリウッド映画の特殊メイクアップアーティスト養成学校が同居する町をわれ関せずと淡々と流れてゆくのが神田川の流れなんですね。

玉突きや 遊び楽しむ 入試かな (秋望)

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