いよいよGWまであと半月!ほんと暑いですねakicyanです。

 

今年は期間中最大のイベント(自分の中で)である恒例の「由比桜えびまつり」が不漁で中止になっちゃって、なんも楽しみがないんですけど、やることは山積みなので張り切ってまいりましょう。

 

さて、今日は再びGUNPRIMERの新商品を改めてご紹介せねばなりません。

以前のブログでも秘かにご紹介してます、その名もGUNPRIMER - ジョイントガード(関節・可動部補強用テープ)です。

 

補強テープの数はなんと1,054枚という、恐らく1枚あれば数十体以上の模型に使える量が掲載された1枚。

初回はいつになく大目に60枚もご用意しましたが、なんと3時間程度で無くなってしまいました。

 

以前のブログエントリーでご紹介した通り、重みなどに耐えられなくなったり、動かしすぎて緩んだ関節部などに仕込むと、緩みを解消してくれる素材です。

 

以前の作品のアルジェンティアでも実は使用してます。つまりこれ昨年くらいから既にテストを始めてた製品です。


例えばアルジェンティアの場合、後頭部の重量がどうしても重くなり、立たせておくだけで自然と上を向いてしまいます。この首にジョイントガードを設置すると、顎を引いた状態でポーズを固定することができるようになります

 

この首は、PS製の軸受けに、同じくPS製のボールジョイントがすっぽりはまる簡単な構造なので、ポリキャップなどは使われていません。最近はこういうシンプルな構造のキャラクターモデルが実は増えています。

 

こういった構造のキャラクター模型は、動かしたり改造したりしている間に関節がどんどんヘタれてしまい、ポーズ固定ができなくなったり、立てなくなったりすることが多いですよね。そういった模型にすぐ使えるお助けアイテム、それがジョイントガードです。

 

今まではこういう場合、瞬着を薄く塗ってスプレー吹いて固めて、はめ込んでみて硬すぎたらヤスリで削って・・・なんてことをやったりしてたわけですが、そこでこのGUNPRIMER - ジョイントガード(関節・可動部補強用テープ)が満を持して登場!

 

実際の効果は、ちょっとこの動画を見てみてください(約2分)

 

使用しているのはHGバルバトスです。倒れにくくするために、脚のつま先部分をしっかり固定できるようにし、また大型武器を構えても肩が落ちないよう、肩のボールジョイントにジョイントガードを貼り付けた効果を分かりやすく説明しています。

 

このテープ、実はただ細切りにした紙テープじゃありません。

 

粘着面の上に、ポリプロピレン製で滑り止め加工が施された層がコーティングされた特殊なテープです。

例えば商品画像にも使っているこの画像、貼り方の参照用に3mm丸軸棒にジョイントガードを使用しました。

 

これを実際に1週間後くらいに取り外してみた画像がこちら。

 

 

もしこれがただの紙だったら、関節部にはめ込んだ際に簡単に破れてしまうでしょう。ポリプロピレン製のコーティング層が、柔らかく棒と軸受けとの間に伸びて馴染み、関節軸を無理なく動きにくくするという仕組みです。分かりやすく言うと、サ〇ンシップみたいな感じ?

 

ボールジョイントの場合、やや貼りつく強度を維持させるのに、はめ込んでから24時間の放置が理想です。

 

あと荷重がかかる部位の補強には、私もストレリチアの頭でやりましたが、商品ページの二つ目の動画にある『少量の瞬着補強』がお勧め(これ大量につけ過ぎると今度ははまらなくなるので本気で注意)。

 

 

特に細いガールズモデルは、構造を単純化するためか軸受けに棒やボールジョイントを差し込むだけの非常にシンプルな構造の関節パーツが多いので、ちょっと重くしてしまうとなかなか保持するのが難しいと思われます。

 

このジョイントガードは、素組みでディスプレイするだけのライトユーザーさんはもちろん、ガチガチに改造して展示会に並べられるヘビーユーザーさんまで、幅広い層に使っていただける考えられたお助けツールなので、ぜひ1枚お手元に置いておいてみてください。

 

そんなこんなで未だストレリチアはこんな感じ。

 

確かキットは月末頃発売なのでこちらも楽しみですね!

 

模型工具・模型用品の専門ショップ G PARTS