いよいよ本帰国まで1週間を切り、コタローの手続きも本番ですビックリマーク

ペット輸入手続きはただでさえ面倒なのに、このコロナ禍でよりめんどくさいです笑い泣き
日本のシェルターで引き取った単なる雑種猫に、国際移動がなければ血統書付き猫が買えたであろう金をかけてます^^;もちろん私は雑種が好きですよ(笑)

さて、フライトについては前回書きました。
帰国便予約


今回は具体的な手続きについて備忘録としてメモっておきます。猫を飼う前の私のように、関係ない人には「大変ね〜」で終わりです^^; 

まず日本にペットを輸入するには、日本の動物検疫所の規定に従う必要があります。流れはこちら。

①マイクロチップ埋め込み
②狂犬病予防注射(2回以上)
③狂犬病抗体検査
④輸出前待機(180日間以上)

これは駐在員ゆえいつ帰国辞令が出てもいいように、日本出国の時からやってきました。
とはいえ、日本はつくづくドメスティック(全てにおいて)な国で、当時日本の獣医の知識の乏しさ、対応には苦労しました汗

アメリカに来てから通った獣医はこちら
ウチから10分と近く、ペット連れ日本人帰国手続きの経験もあり、私達より知識が豊富。もちろん英語なので毎回試練ですが^^; 
コロナ以来、飼い主は建物に入れず外で待機。獣医とは全て電話で対応し、必要な処置にコタローだけが引き取られる形です。

帰国が決まったら、到着空港の検疫所に連絡。必要な流れはこちら。

①事前届出(日本到着40日前までに)
②届出受理書
③輸出前検査(出発10日-1週間前以内)
④輸出国の証明書の取得

動物検疫所到着空港支所にメールやFax、またはオンラインNACCSで手続きします。
細かい確認事項がたくさんあり、結局メールでいちいち確認してから、NACCSに登録するというダブル手法でした。いや〜何度メールしたことか…


特に10月帰国のコタローの場合、狂犬病注射と抗体検査の有効期限が一旦9月で切れてしまい、180日間の輸出待機の例外事項に該当するorしないで一悶着あり、いっ時ダンナは大パニックあせる
もちろん大丈夫でしたが、書類の記載事項が通常とは違う形になりました。日本の検疫所対応は、返信、対応がめちゃ早くて丁寧です。ここまでが10月初め。

さて、いよいよ最後は最も懸念のアメリカ政府機関とによる輸出手続きです。USDA(米国農務省)から輸出証明書を裏書きしてもらいます。しかし今はコロナで直接やり取りはできず、書類をFedexかUPSにて送付&返送でやり取りとり。

必要書類はこちら
• ORIGINAL health certificate Form AC(獣医による健康診断書)
• Import Permit from Japan(日本発行の届出受理書)
• Last 2 Rabies vaccination certificate(狂犬病予防注射証明書)
• FAVN Report- Titer Test(狂犬病抗体検査結果)
• 手数料(1許可書につき121ドル)
• 返信用ラベル

しかし日本の検疫所のように、事前に書類をメールで確認なんて対応は一切してもらえません笑い泣きこっちは出発直前、もし不備があって間に合わなかったらどーすんの…って状況なのに叫び

で、昨日の本番。
獣医共々協力して完璧に書類を用意した(つもり)。獣医曰く「不備なんて言わせないわ」その請求書は300ドル以上^^;

これらを会社に持ち込んで、書類の確認と印刷(今はコロナでアパートや図書館のプリンターが使えない)及び紛失に備えコピー。また一旦裏書きした書類は訂正困難なため、USDAに送付する前に、日本の検疫所にメールしてチェックしてもらいます。

ここで今更ながら幾つか気になる点を発見目
例えば、
日本の書類には「コタロー」
アメリカの書類は「KOTARO」
四角四面の行政相手、これって大丈夫?

不安になり、日本の検疫所に電話。最終的に獣医が書いた書類に揃える形でNACCSで訂正。「Fedexが閉まる前の2時間以内に訂正書類及び確認が必要!」とメールしたら30分で返信。さすが日本グッ

で、19時過ぎFedexオフィスに駆け込む。
てっきり翌日金曜にはUSDAに届くと思いきや、

「一番早くて月曜の10時だね」

ええっそんなに時間掛かるの!?
DHLやクロネコヤマトみたいにはいかないのね笑い泣き
USDAからは「返送48時間」と言われてるので、恐らく届くのは水曜午前中。まさにこの家を出る前日…滝汗

ともあれ、やることはやった。
今はひたすら無事返送を待つのみお願い

まぁ大変そうに書いてるとはいえ、今のところ順調なんだと思います。きっと多頭飼いや、後進国からの移動やトランジットなんてあったら大変の一言じゃ済まないでしょう叫びマジ尊敬ですよ。

何よりも、
• コタローがまだ若く(8歳)健康であること
• キャリーに入るのも病院処置にもおっとり素直に応じてくれること(昔から)

これだけでもストレス軽減です照れ
これが出国1週間前。また結果報告します。