原点に帰る時間も大切に | AKIの思いつき・気まぐれDIARY

原点に帰る時間も大切に


関西もようやく梅雨入りし、雨の週末。

昨日は、長女のbirthdayにつき、

久し振りに神戸まで足を運んで食事した後、

人生の師匠コム・シノワの荘司シェフとマダムと

幸せな時間を過ごしてきました。


=以下長いです=

食事したのは、初訪問のエスピスさん。

https://espice.meiwa-kobe.jp/


江見シェフの感性あふれるお皿の数々に舌鼓。

シェフが修行されたらしい南仏にある

三つ星レストラン(オーベルジュ・デュ・ヴューピュイ)

のロゴ(魚マーク)だとかで、

それがお魚の一皿に乗っかっていて感動しました。


おそらくシェフは、初心を忘れず自分の原点でもある

師匠の名に恥じないお料理を作り続けよう!

とご自分を奮い立たせておられるんだろうなぁ

などと勝手に想いを馳せて…

気取らない素敵なレストランでした。





そして、愛しの神戸グロサーズ(世界各国の輸入食品店)

へも立ち寄ってたら、

丁度荘司シェフと約束してた時間に!

今日は雨だからね、落ち着いてる方だよと聞きましたが

店内は大変な賑わい様でさすが!


思えば、わたしも若き日にコム・シノワの荘司索シェフ

と出逢えていなかったら、確実に「今」はなくって

(もちろん誰しもがあらゆる方との出逢いで、「今の自分」

が形成されているのだけれど)

シェフが29歳で南京町に【ビストロコム・シノワ】を

オープンされた時のわたしは17歳。

たまたま神戸へ遊びに行った高校生は、

お腹が空いたので入ったお店が大当たりで

大喜びしたのがそうだったんです。


その後、栄町に移転。フォーマルなレストランへと展開され、

そこで頂いた「天使のクレーム・カラメル」に

衝撃を受けてからというもの、紆余曲折ありながらも

フレンチレストランのデセールの様な感動を与えられる

お菓子を目指したい!と、

可能な限りのレストラン巡りが始まったんですよね。

それがまぁ今もなお、続いているのですがw

(ご活躍中のシェフ達のエスプリやパッションを感じる

絶好の場ですからね、勉強ですよ!勉強!ww)


荘司シェフからは、フランス料理、お菓子、パンなど

多くを教わりましたが、

「生き方そのものを教わった」

と表現するのが1番しっくりくる様な気がします。


これまで11店舗を展開されてきて、スタッフは

累計すると1000人近くにも及ぶんだとか!

名シェフも次々と輩出されています。

今は三ノ宮にあるブーランジュリーコム・シノワ&

オネストカフェの1店舗に絞られましたが

フレンチのシェフとしてあの芸術品の数々を生み出して

こられた荘司シェフだからこそ演出出来る

カフェのお気軽ランチを作っておられます。

そして、ずっと寄り添ってこられたマダムも素敵なんですよね〜


幼い頃は、シェフとマダムの事を

気の良い親戚のおじちゃんとおばちゃんだと思って

親しんできた娘たちですが、

長女にお誕生日行きたいとこある?と聞くと

「荘司シェフに会いたい」って答えたんですよ。


気が付けば、閉店時間まで喋っていましたが

シェフが次女にかけて下さってた言葉が沁みたなぁ


「花ちゃん、社会人になってどうだい?」

「料理の世界もそうだと思いますが、

建築の世界も厳しそうで、学ぶ事が沢山あって、

まだまだ修行の身です。」

「踏ん張りどころだね。

これからの人生で、いくつもの山を超えていかなくちゃいけないだろうけど、

最初の一山を超えると、次の山が来た時には

自分も力が付いてきてるから、結構楽に超えられるんだよ。

だから最初の一山が大事。

そして、これがゴールだと思った時に、

あと1.5歩先に進む人が、大物になってる気がするなぁ

僕は途中で凡人を目指しちゃったからなぁ」

「シェフは偉大です…」


https://www.comme-chinois.com/



《人はなぜ生きるのか》とか《幸せとは何か?》って

永遠のテーマですが、

その答えを知ろうとする事が

生まれてきた理由かもしれません。


娘たちよ。生まれてきてくれてありがとう!


これまで出逢って下さった全ての人にも。

ありがとう!!


『手作りのお菓子がもたらす幸せを届けたい』

この想いはブレる事なく、ますます精進しよう✨