皆さま今晩は( ´▽`*)

今日は土方さんと沖田さんを連れてきました☆
好きなんです、この二人がじゃれてるの♡


ブログでは何度も言い過ぎて、
前からの読者さまは  はいはいはい状態だと思いますが、私……3人愛が好きなんです。


でもそれはよくある、
『♪けんかをやめて~』的なハーレム系のものでは無くてw


例えば【慶喜さんと秋斉さん】のような。
例えば【土方さんと沖田さん】のような。


こちらが入り込む余地などないくらいに
二人の関係が出来上がっている仲良しな男の子達に、何故か共にいることを認められてしまうスタイルの……

脇役系3人愛が大好きなんです(//´▽`//)♡

これはその辺のラインが上手く書けた話で割と気に入ってます♡

(ブログでは初出しですが、Twitterでは昨年の7月にあげたものです)

全5回くらいに分けてアップしますが、
終盤に私の大好きな大好きな絵師さまの、
酒目さんが描いてくださったイラストを挿し絵として使わせていただきます♡
(その辺の経緯については該当記事でお話しますね☆)


【ご注意】
直接的な描写はありませんが、沖×土のBL設定を含みます。苦手な方はご自身でお気をつけくださいませ☆現代パロリーマンです。



大丈夫な方は是非、3人ものを楽しんでみてください♡そして、そろそろ誰かさんぴよ大好き仲間になって…!(←孤独な性癖)


では、どうぞ♡


↓ ↓ ↓ ↓ ↓


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「ずるいな、○○さんは」



会社近くの交差点、家路につく人の波に逆行するように、私達は帰社していた。
遅くなってしまったけれど、成果は上々で清々しい。

ビルに遮られながらも負けじと届いてくるオレンジ色の光のように
私の後ろからも向上心の強い負けず嫌いがついて来る。


「ーまだ言ってるの?」


仕方ないな沖田君は、と笑いながら、本当はなんて可愛いやつなんだと思っている。


「○○さんは話し方も上手いし、頭がいいから切り返しも早いし…」

「そんなことないって」

「ほら!そうやって笑うと商談がまとまって…」

「はいはい、青だから進んでくださーい」


土方課長から指名を受けて、
この春から沖田君の教育係を任されている。

新卒の彼に、社会人としての知識が無いのは仕方のないことで、
それを除けば素直で吸収も早く、覚えたことを実践に活かすのも上手い。
その成長はこちらが驚くほどだった。


「実際…沖田君はすごいよ」


エレベーターの中で、陽の落ちたうす紫の街を見下ろしながら呟いた。


「私が入社した頃は、もっと全然出来なくて…土方さんに…」


そこまで言って壮絶な過去を思い出す。
あの頃は本当に土方さんが怖くて恐くて…。


(トイレの個室で泣いたことだって一度じゃないぞ…)


今でこそ、あの厳しさは土方さんが期待してくれていた証なんだって、解るけれど…。

「……土方さんに?」

思わす黙り込んでしまった私を沖田君が覗き込む。

「…ごめん、気軽に語れないほど思い出がひどかったです…」

あはは!と笑う沖田君の明るい声と同時にエレベーターが開く。
部署への扉を開けて、報告へ向かうその先にある横顔…。
土方さんの横顔に、あの時はただただ足をすくめていたのに。


その横顔に、こんな風に焦がれる日が来るなんて思いもしなかった。


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夏が近いとはいえ、この時間では空もすっかり夜の色をしていた。

オフィス街は人工的な光のおかげで明るくても、最寄りの駅からは暗い道を歩くことになるのだろうと 少しだけ不安がよぎるけれど、その気持ちは見ないふりをして。
定期を取り出すために鞄を開いた。

「あれ…?これ…」

商談の際に紛れ込んでしまったのか、鞄の中には沖田君のファイルがあった。

うーん、と星の見えない曇った夜空を見上げながら考える…。

月曜日でも間に合うものなんだろうとは思いつつも、あの頑張る姿を間近で見ているものとしては、どうしてもそのまま持ち帰ることが出来なくて。

私は目前の駅に背を向けて、再び会社へと歩きはじめた。



チン…という、普段は気にならないエレベーターの通知音が、薄暗く静かなフロアにやたらと響いた。

(…沖田君も土方さんも、もう少し残るって言ってたのにな)

途中のカフェで買った差入れを手に提げながら、灯りが落とされた部署の扉に手をかけた。

「ここでは止めろっていってんだろうが…!」

(…え?)

中から漏れてきた土方さんの声。
さっき思い出したばかりの記憶の中の怒鳴り声に似ているようで、どこかが決定的に違っていた。

「総司…!」


(総…司?…沖田、君…?)

頭の処理が間に合わなくて、断片的に聞こえてくる声が意味するものを掴めない。
ただ、今入って行ってはいけないことだけは、明白に理解していた。

「つれないな…皆さんの前ではちゃんと言いつけを守ってるじゃないですか」

「黙れ。ちゃんと連れて帰ってやるから、家に着くまで盛るんじゃねぇよ」

「やだなぁ、こどもじゃあるまいし…。そんな遠足みたいな約束守れませ…」


“ピリリ!”

(ーっ!!)

鞄の中の携帯が短く鳴って、慌てて革の上から腕で押さえた。
もっとも…私の反応が追いついた時にはもう音は止んでいて、完全に…手遅れ。


「…あれ…?もしかして、誰かいます…?」

これまでに聞いた事も無いような、沖田君の凄みのある声がして、私は反射的にその場にしゃがみこんだ。

(ど、どうしよう…!)

心臓が張り裂けそうに脈を打って、頭が真っ白になる。

エレベーターをちらりと見ると、まだ私が降りたままこの階にとどまっていた。
さっと乗り込めばもしかしたら間に合ったのかもしれない。

だけど、腰が抜けたようにそこから立ち上がることさえ出来なかった。




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主ちゃんあやうし…!

→②へ続く