え~と、あいにくの天候でして。2週続けて釣行がおしゃかになっております。
地元でもアオリがぼちぼち釣れてるんですが、暇が出来ると風が吹くという按配。
御蔵方面では早くもキハダやビンチョウが上がってますね。
来週も利島方面に予約いれてますが、さてどうなることやら。御蔵行きたいんですけどね。。。
で、ネタがないので食い歩記に逃げます(*´Д`)
東京育ちの私は昔からうなぎが大好物。
都内には数多くのうなぎの名店がひしめいてます。
滋養強壮に優れたうなぎ。昔の人にとっては精力剤代わりだったのかな?
うなぎを食べて精を付け、芸者を上げてお座敷遊び~なんて使い方をされてたお店が今でも残ってます。
明神様のあたりに古くからある、格式を誇るうなぎのお店。個室の脇には意味ありげな次の間付き。
次の間に布団が敷かれていた時代もあった事でしょう。
熱海の隣町、三島。
三島で地元の人に愛され、観光客を引き付けてるのが、ご当地名物のうなぎ。
私も熱海に来て以来、都内の名店を凌駕する三島の旨いうなぎを食べるのが楽しみにしてます。
いたるところで富士の雪解け水が沸き、幾筋の川となって大場川に、そして狩野川にそそぐ。
その昔、支流の中洲に3つの大きな島があったことから「三島」の地名が生まれたそうな。
湧き水は多くの水生生物を育み、昔から川のいたるところに沢山のうなぎが住んでました。
三島大社の境内にいまでも残る「神池」。ここには人に慣れたうなぎが住んでたそうです。
「三嶋大明神近くの細き川に明神の使者なるうなぎ多し、手を叩き石を鳴らすと岸に集まる」
東海道名所記(1660)
身近な存在なので、昔からうなぎをよく食べてたのかと言うとそうでもなく
むしろ、神の使いとして崇められる存在であり、食べると神罰が下ると言い伝えられ
三島の人々はうなぎを食べなかったといいます。
風向きが変わったのは明治維新。
薩摩、長州の兵隊達が三島に宿泊の折、神の使いもなにも知ったこっちゃない彼らは
うなぎを捕まえて食いまくります。
んで、祟りもなくぴんぴんしてる彼らを見た三島の人々、「な~んだ。大丈夫やんけ」とばかりに
我先にうなぎを食べだしたらしいです。
前記の通り、三島は富士山の豊富な湧き水(雪解け水)に恵まれている町で、うなぎが旨い理由も
質量ともに日本有数であろう、この素晴らしい湧き水にあります。
今時天然物なんて食べれる訳もなく、養殖場から仕入れたうなぎをこの湧き水に数日晒して締めるんです。
これを「化粧水」と呼び、余分な脂分や臭みを消す為に欠かせない、三島独特の作法なんです。
私としては「うな重」でなく「うな丼」であってほしい。
重なんてあんなもん、仕出しで沢山持ち運ぶのに都合がいいだけであって、うなぎを旨く食べる為のものでは
決してありません。
焼きたての薫り高いうなぎを、飯と一緒に一気にかっこむには、丼が一番。
お上品にちびちび食べるもんじゃないと私は思います。
そんな私のお気に入りは、三島においてどちらも甲乙つけがたい人気店です。
三島の名店といえばやはり「桜屋
」
炭火でふっくらあっさりと焼き上げたうなぎ。都内の知人をここに連れてきたとき、彼はうなぎを食って
「これは野田岩
だ。いや、野田岩より旨い」とのたまいました。

沼津の地酒で「牧水」というのがあります。安くて旨いので私のお気に入りなんですが、
この酒との最初の出会いがここ、桜屋さんでした。
最初は肝の佃煮で冷えたエビス。冬は燗で牧水を。
やがて香ばしく焼きあがったうなぎがお目見えします。
1.5匹の「うな丼上」2940円。
ご飯大盛りを頼むと、250円増しでご飯鬼盛りで出てきます。ので、大喰らいの私も自粛。
難点はやたら混む事。土日や観光シーズンは行列でどえらい事になります。
「並んでまで飯を食わない」のが私の掟?ですので、この手の人気店に行くときにはわざと
ピークの時間帯を外して行くのですが、桜屋さんは昼夜の間に休憩が入ります。
夜の仕舞も早い。そんな訳で、行きたくても行けない事が多いですね。
好物の「肝焼き」がないのも酒飲みの私としては残念。
こちらもお気に入りの「本町うなよし
」
定休日なし&休憩なしの営業スタイルで、いつも重宝してます。
良質のうなぎを安く提供してくれる、ありがたいお店。
気取りの欠片もない(笑)庶民的な店内。地元の住民に愛されてきた証でしょう。

うなぎ以外のメニューもやたら多いのが特徴。
なんでも、昔からの常連さんの要望に答えてる内に、だんだん増えていったとの事。
昼過ぎに行くと、一階のテーブルでパートのおばちゃんが飯食ってます(^^ゞ
こんな気取りの無さが、普段着=ジャージの私にはむしろありがたいですね。

うなぎがはみ出る豪快な上うなどん2700円。大盛りも無料でサービスしてくれます。
さっぱりとした櫻屋に対し、こちらは焼きも味付けもしっかり。若い人にはこちらのほうが喜ばれる事でしょう。
うなぎ自体も櫻屋より若干大ぶりですが、その質のよさとやはり化粧水の効能でしょうか。
妙な臭さや脂っぽさとは無縁の、旨いうなぎです。
うなよしでは肝焼きやかぶと焼きといった、酒飲みには嬉しいアイテムも揃ってます。
実は私の両親もうなよしのファン。一度連れてきたら非常に喜んでくれました。
今でも毎年土用の頃に、うなよしオリジナルのレトルトパックのうなぎを実家に送ってます。
年を取ると、脂物を受け付けなくなるのが普通なのでしょうが、ここのうなぎは全然OK.
うなよしさんは、私の両親の健康維持に一役買ってくれているんですね。感謝。
余談ですが、「元祖うなよし」というお店が近くにあります。こちらはかなりトホホですので
スルー推奨(´Д`)