娘が小学校で器楽部に入部しています。
年末の忙しい、しかもあと数日で終業式という時に
部活の発表会(市のセンターで連合音楽会が開かれた。)が
ありました。秋の学芸会がパッとしなかったので、娘も
選抜試験を受けて選ばれた手前結構頑張ってました。
私の頃からうちの学校のウリは全部の音階のアコーディオンが
揃っていることです。(ソプラノ、アルト、テナー、バス)
しかもアコーディオンの演奏って、ピアノと違い意外と
ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)を縦に短い吹き口で吹くような気分で
結構大変です。しかも、左手はジャバラを開閉するのですが、タイミングを
合わせないと見た目も揃わずきれいじゃないんです(;^_^A
かつて私達の小学校時代は学芸会、展覧会、音楽会を秋に
行っていました。最後の6年生の時に音楽会で私はバスのアコーディオンの
担当でしたが、音取りは出来てもアコーディオンに慣れるのが大変!
娘は四年生だから、担当はピアニカ。連合音楽会が近くなった
12月頭に、急に「結構和音が多いのに今更気づいた!」と
申します。でも、2週間しかないのに音符の読めない娘に無理させる方が
みんなにも娘にも嫌な気分になるはず。私は「この曲なら覚える和音は
少ないから、この曲は頑張りなさい。他のは見たところ間に合いそうに
ないかもしれない。逆に、見なくてもしっかり弾けるようになった単音の
方を精度を高めた方がいい。」と、覚える和音が少ないもの以外の2曲は
危ない橋を渡るのは止めさせました。プライドも傷つくだろうし
覚えるのも大変だと思ったからです。
当日私の両親と聞きに行きました。
いざ始まって聞いてみると堂々としていましたし、外してもなくて
やりきってました。帰宅後褒めてあげました。
ちなみにこの日部活の先生から、オケ(オーケストラ)のように
白ブラウスと黒のスカートかズボンで来いという指定がありました。
運良くまた私のお古のブラウスに黒いスカートが実家から出てきたので、
余計な出費がなくてよかったです。ようやく黒の後ろにリボン付きの
スカートも日の目を見ました。(実は合唱部に入部していた小学校の頃
仕立ててくれたのですが、コンクールの選抜メンバーに選ばれず
着る機会がないまま年月を経てしまいました>_<)
肌寒かったので、上に羽織るカーディガンも母、つまり娘からすると
祖母の手編みのもので、私も確か三つ編みとリボンをつけた記憶があります。
背中に三つ編みおさげの女の子がデザインされてます。今見てもデザインいい!
お古の出来の良さを見るにつけ、実母の器用さには脱帽します。
私の小物は果たして(;^_^A(ちょこちょこ作るのですが)そこまでの
域には到達していません。料理も裁縫も仕事もこなした72歳の母。
39歳の私はとても超えられそうにないです。
部活の発表会を終えて帰宅した娘は、なかなか堂々としていたのですが
「疲れたけど楽しかった」と緊張感がなかった?いえ、緊張を
頑張りに変えられたんだろうなと感じました。成長を感じたひとときでした。