先日、実家の部屋を整理していたところ

こんなものが出てきました。

これは、何かと言いますと「FMワイヤレスマイク」でございます。

→一応解説しますと、FMラジオの特定のチャンネルに内蔵マイクの音を飛ばせます。

まあ、今ではBluetoothとか便利なものがありますし、そんなに遠い距離は飛ばせません。

せいぜい家の中だったら使えるかな〜?ぐらいの出力です。

それでも自分で作ったものが、既製品のラジオとリンクして、そこから音が出てきた時の感動は忘れられません😁

 

自分が電子工作にハマったきっかけ…といいますか、電子工作に興味を持って一番最初に作ったモノです。

中1の時に仙台駅前の「ダイエー」(当時。今はイオンになってます)に電子パーツのお店があって、そこでおばーちゃんからもらったお年玉を持ってこのワイヤレスマイクとハンダゴテ(それもつい最近、温度制御が怪しくなるまで20年以上使いました)を買ったのを覚えています。

スイッチを入れて、外に出ている導線をなるべく高いところにあげると
電波の飛びが良くなります。自分で作ったからこそ、体験として学べたことですね。
 

今こうやってみると、パーツ点数は多くないんですが

(電子工作やったことない人だと十分細々してると思うでしょうが。)

電子工作初心者としては、パーツの名称や取り付けの向きだとか

「小さいパーツから順番につける」とか、電子工作の基本が詰まったセットでしたね。

(取説に初心者向けに結構細かくアドバイスが書いてあった気がします)

 
ここで練習したこともあって、半年後くらいに技術の授業でラジオ付きライト
(ちなみに、コレも世代とか学校によって色々あって面白いですね)
を作る時があったんですが、先生が説明するより前に班の中で
「大きいパーツを先につけると他の部品が浮くから、小さいパーツからつけるんだよ!」とか
「足は刺したら曲げて、パターンをショートさせないように曲げる方向に注意」とか
「ここは予備はんだをするといいよ」とか言いつつ、さっさと組み上げて
苦手な子の分もお手伝いした結果、技術の成績が「5」になりました^^
 
そういう意味では、本当に今の自分を作り上げた貴重なキットです。