( ´・ω・) 昔作った動画を再アップ。今は亡きniftyビデオ共有で作った動画です。
( ´・ω・) 「美少女ブログ妖精戦士ココロ」がブログ妖精ココロ4コマムービーコンテストで優秀作品賞を受賞、「ココロを探せ!」が佳作に入選しました。
(´・ω・) アキバを真面目にビジネスの面から見てゆく本です。外部の人が真面目にビジネスの視点でアキバを見るとどう言う風に映るのかと言う面白さと、インタビューで創業者の方の実際の生の声を聞けると言う2点が良いです。インタビュー先もバラエティーに富んでいて良いです。おすすめの一冊。
インタビュー先一覧
株式会社メッセサンオー(ゲームソフト、同人誌)
九十九電機株式会社 (パソコンショップ、ロボット専門店)
株式会社アストップ (レンタルショーケース)
株式会社アッキーインターナショナル (外国人向け免税店)
株式会社虎の穴 (コミック、同人誌、パソコンソフト)
株式会社オノデン (総合家電販売)
宝田無線電機株式会社 (免税店、家電販売)
株式会社クロスフィールドマネジメント (都市開発)
東京大学先端科学技術研究センター特任教授 妹尾堅一郎氏(アキバテクノタウン構想)
斎藤電気商会 (特殊電子部品販売店)
鳥居電業株式会社 (精密機器部品卸売業)
チチブ電機株式会社 (おでん缶)
株式会社メイリッシュ (メイドカフェ)
秋葉原先端技術実証フィールド協議会 事務局長 明珍令子氏
(´・ω・)内容はアキバ経済新聞
の過去ログをテーマごとに分けたものです。2007年12月発売なので、時代の流れを感じます。まだあの忌まわしき事件が起こる前で歩行者天国も休止してないアキバが無駄に活気があった時期に書かれた文章なので、明るい調子でアキバの現状と未来について書かれています。
(´・ω・)まぁ、昔の新聞を見る時に感じるような懐かしさはあります。個人的にはそんなにおすめしませんが、興味のある方はどうぞです。
第1章 1人でソフトウェア会社を作る <クロノス・クラウン合資会社>
第2章 美少女ゲーム会社をつくる <Lass(有限会社ラズエル)>
第3章 1人でゲーム会社をつくる <合資会社 自転車創業>
第4章 ゲーム関連書籍の編集プロダクションをつくる <TRAP(トラップ)>
第5章 秋葉原で店を開く <海亀有限会社(三月兎)>
(´・ω・)の五本です。形式はインタビュー形式。起業本と言うと実用だらけの堅苦しい内容になりがちですが、この本はインタビュー形式を一歩進めて砕けた感じで質疑応答というか雑談とまで言えるぐらい砕けてるところもあるのでとても判り易いです。まるでその場で一緒に話を聞いてるみたいな感じですね。それでいて、領収書だの口座の開設だの税理士や会計士や法人会の話など具体的なところまでちゃんと質問して起業本としての必要なところも抑えてるので良くできた本だと思います。すらすら読めます。
(´・ω・)ただ、「起業」と言っても「アキバ系な起業」のしかたなので、一般と異なる面もある気がします。ソフトやゲームを一人で作ってほとんど社長一人だけの会社と言うのは一般的な企業とは別次元です。これは起業することが目的ではなく、自分の才能を生かす手段として起業をしたと言うことで更に違います。やはり、才能ありき、ですね。クリエーター精神というか。
(´・ω・)自分が特に膝を叩いて納得したのは、第五章の三月兎さんの「秋葉原で商売をするには既存の専門の一番になるか(もういるけど)、流行(時代)を先取りして最初の一番目になるかが生き残りの鍵」(意訳)です。秋葉原を4,5年間歩いて店の栄枯盛衰も見てきましたが、ブームの二匹目の泥鰌や三匹目の泥鰌を狙う店はかなり潰れています。あと潰れるのは特色の無い店。立地の悪い店。秋葉原は時代は変われど、代々買い物の街なので、買い物慣れしたアキバユーザーの猛者達の目は確かです。それはもう、バーゲン品・お買い得品を見分ける歴戦の主婦並に(笑) 一番安い店に行くのは当然ですし、特色の無い店より特色のある店が生き残るのは自明の理です。そして店や店員の流行や時代を先取りする力。みな、秋葉原にいる連中はただものじゃ無いです。アキバ系な起業のしかたというかニュータイプな起業の仕方とも思われてきます。ただし、従業員を抱えるところはどこも楽じゃ無いようです。やはり人件費がデカイですしね・・。
(´・ω・)一人で起業、一人で会社を続けるってのは中々面白い形で、自分一人でやってけるのはすごいなぁと思いますが、やはり皆、なみなみならぬ才能と自信と完遂能力がある訳で、自分なんかはとても真似出来ないことだなぁと思いました。
(´・ω・)「秋葉原悲歌」読み終えました。元・秋葉原大型家電店幹部の筆者による秋葉原店員の悲哀、秋葉原のお店の裏事情を中心に、店員から見た秋葉原での「戦い」を描いています。文章の書き方や雰囲気が、秋葉原=ヲタクから連想されるようなひ弱さは全然無く、めちゃくちゃ血気盛んでそれでいて冷静。一筋縄でいかない客の溢れる家電販売最前線で長年切った張ったをしてきた矜持を感じさせます。
(´・ω・)著作は95年初版と言うことで、ウィンドウズ95が発売される前の時代を感じさせる面もあって、今では昔話になったマハーポーシャの話も出てきます。マハーポーシャとは以前、秋葉原にあったオウム真理教によるパソコン店のことです。他にも移転してそろそろ20年経つ、秋葉原駅前にあった神田青果市場の大盛り食堂のことも出てきて、当時の店員さんが読めば、ますます哀愁を感じられる本だと思います。秋葉原をインサイドから見てきた人には懐かしい本であり、自分のようなアウトサイドから見てきた人間には普段外側からしか見えない店や店員の内面を覗けて苦笑しつつも惹きつけられます。
(´・ω・)秋葉原という地域は神田明神のすぐ近くにあり神田祭で神輿も担ぐ、所謂神田っ子とも言えるもので、店員には根強くそのべらんめぇ精神が残っているのかも知れませんね。なんてったって、戦後の電子部品闇市から生き残ってここまで大きくしてきた電気街ですから、店も店員もほんと、一筋縄でいかない(笑)
(´・ω・)この本が出てから12年。秋葉原電気街が、まさかメイドさんの溢れる街になるとは、この当時誰が予想できたか。事実は小説よりも奇なり、です。
司馬遼太郎「街道をゆく〈36〉本所深川散歩・神田界隈 」に秋葉原周辺のことが出てきます。 聖橋・ニコライ堂・昌平坂・神田明神・銭形平次・神田佐久間町の火事の話等です。十数年昔に書かれた文章ですが、個人的にはかなり面白かったです。 古本屋で安く売ってたりするので、電車の中で読む本に良いかも知れません。ただし、秋葉原自体については、数行しか出てきませんが……。