娘は私に対してちょっと過保護です
例えば
てんかんの発作から丸2年は
自転車に乗ってはいけないと言います
実際は
法律での規定はありません
2年間運転できないのは自動車だけです
自転車に乗れれば
行動範囲も広がるのにな
お気に入りのお店で
好きなパンを買ったり
特価品が並ぶスーパーにだって行けるのに
再就職も焦らないようにって
よく言われます
「勉強して資格を取ったら？」って
資格を勝ち取るキラキラ
の自分は
の自分は容易に目に浮かぶんだけど
お勉強は…
なかなか進みませんですわ
娘が心配してくれるのは
苦しむ私を間近で見たからでしょう
病院でのあんな私はもう
見たくはないのでしょう
本当にありがたいことです
でもね
当の私は
自分が苦しんだ状態を
まるっきり
知らないんですよね
よく考えたら
そういう人って
あんまり
いないんじゃないかな？
救急車のハシゴまでしたのに
目が覚めたらほぼ治っていたなんて
直径8センチの脳腫瘍が
9時間の手術で取り除かれちゃったなんて
グレード3なのに
悩んですらいなかったなんて
きっと私は
自覚はないけど
恐ろしいほど強運なのだと思います
そして
それをもっともっと自覚したら
更に更に超強運になれるんだと
最近強く思うんです
つづく
悪性脳腫瘍で緊急搬送！
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