この記事のつづきです
「病理の先生とのカンファレンスで
退形成性乏突起膠腫のグレード3
(たいけいせいせいぼうとっきこうしゅ)
という診断になりました」
この文字列(?)を読んで
意味がすうっとわかった方は
どれくらいおられますか?
私はさっぱりわかりませんでした。
正直、日本語かどうかも不明でした。
すると隣りの席の娘が
ものすごい速さでスマホを打ち
上の病名を出してくれたのです。
ためしに
「たいけいせいせいぼうとっきこうしゅ」と
スマホで打ってみて下さい。
「退形成性乏突起膠腫」
↑と仕上がるまでに
結構な時間がかかると思います。
スルスルと打ち出した娘は
相当な回数この病名を打ってきたのですね。
なんか感動しました。
先生もこの場面で初めて少し笑って
「『脳腫瘍』は一般的に
1万に1人に認められる稀少疾患ですが、
あきさんのかかった退形成性乏突起膠腫は
更に発生率が低く
日本人では10万人に1人、
この病院でもあまり症例数のない
珍しいものでした」
あ
やっぱり
この脳のやつって
私の写真
だったのね
つづく
悪性脳腫瘍で緊急搬送!
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