小学生の時、学校の将棋クラブに入っていたことがある。
将棋が好きだったんですただ真面目な堅物ちゃんばかりで、暴れん坊だった自分は浮いていました(笑)
日本対コートジボワール戦が終わり、サッカーって将棋みたいだなと、クロストレーナーやりながら、ふと思い出した。
左サイドの攻防戦
左サイドから中央に切り込んで行くことを好む香川は、角のようだな
左サイドバックから、縦に上がり下がりし、縦の突破を好む長友は、いわば飛車のよう。
二人は飛車と角の存在感がある。将棋にとって、この二つの駒が重要であり、勝敗を左右する。
結局この左サイドの攻防戦で、日本は突破され負ける形になる。
まさに将棋と同じ理屈だ、似ている。
角は斜めには、どこまでも動ける。斜めになら、戻ることができる。
しかし前には進めないし、真後ろにも、横にも動けない。
飛車は、縦と横ならば縦横無尽に動けるが、斜め前と、斜め後には動けない。
成ることができれば、相手のバイタルエリアに浸入できれば、龍と馬になり、元々の動きにプラスして、全方向に一マス進めるようになる、そんな最強の駒が、飛車と角です。
最後まで、成ることができなかった。
角は前からの攻撃に弱く、横からの攻撃にも弱い。
飛車は上下の、斜めからの攻撃に弱い。
そんな駒の特性があるが、その弱いところを守る駒が、長谷部で、長谷部は将棋で言えば金だろうか
金の動きはユーティリティーだ。
斜め後以外は、全部一マス動けるのです。
最終的には、角と飛車が縦に並んでしまい、コートジボワールに、角の上から香車をうたれたように、角がやられてしまったかのようだった。
飛車をとられるよりは、角をくれてやる。そんな風に香川はピッチから去った。
将棋をやったことがある方ならば、このめんどくさい感じ(笑)理解してくれるだろうwwww
遠藤を投入したことは、結果として悪かったかもしれないが、手段としては攻撃を選択した形です。
言わば攻めの一手
一番心に残ったのは、長谷部が交代時に、遠藤にキャプテンマークを委ね、それを遠藤にまいたシーンだった。
しかし、一番ショックを受けた出来事は、遠藤でさえも、何もすることができなかった点です。
パスを回し、ボール支配率をあげて、左サイドを起点に攻撃して、盛りかえす。
左サイドの攻防戦にガチンコで挑んで、結果やっつけられ、突破されてしまう。
相手が攻撃してきたので、前半はそれを受ける将棋で、遠藤を投入して、逆に相手を崩し攻撃に出ようとした。
遠藤がどうのこうのではなく、打ち手が監督、その采配だったが、攻撃しようと試みても、すでにみんなつかれていたのか、引きすぎたのか....
そんな風にサッカーが、盤面で行われる将棋みたいで、左を突破されても、右から玉を攻めることだってできる。
しかし大駒の、飛車角が捕まった時点で、流れは相手に傾くのもまた将棋だ。
遠藤という、攻めの一手で負けたことが、大きいと思った。
監督が思うよりも、相手の攻めが強かった。
どんな受け方があったのか?
今後同じように攻められたら?
長谷部をそのまま使い耐える、体調的に無理ならば、受けとして、細貝でもいればそこに使えたがタラレバだが、いない。
遠藤も同じ場面では、使いにくくなってしまった。
結局交代枠三人をどうつかうのか、対戦相手によって、または、攻めこまれた時に、問題が発覚したときに、どう対処するかが、指し手である監督の力量です。
どうするんだろう?
香川の調子があそこまで悪いことも、もうないと思うけど、悪いようならば、香川を替えて、長友を左サイドにあげて、左サイドバックは酒井高徳にして、そこで遠藤を左ボランチで、ガチンコで左サイドの攻防戦をする。それとも、そのまま長谷部は代えないか。
でも、長谷部は外せないと思うんです。
運動量となによりも、チームを鼓舞する男は長谷部しかいない。
監督は所詮外から指示を出すのみで、やるのは選手だ。あの状況で本田も長友もいたけど、遠藤でさえも、チームを鼓舞できなかった。
バランスをとれなかった。ストロングポイントで完敗した。
何かを変えなければならないのかな?セルジオ越後に聞かないと(笑)
点をとられた後に、ザック監督は、ワントップにいれた大久保を二列目左にまわして、左サイド抑えないとならないと←もう時すでに遅しだろう
指し手を誤ったのかな?
みんなに体力があれば、遠藤入れて左サイドで勝つことができたのか?
たぶん難しいだろうね。コートジボワールで厳しいなら、これから先はもっと苦しい戦いになるよね。
その勝負の一手が、遠藤だった
青山だったら、長谷部がそのままやったら、どうだったのか?
そんな夢想をしても、時間は戻らないので、次どうするかだね。
単純に香川外したら、ドリブルで相手ゴール前に突入できるものがいなくなるし、香川ほど実績をあげてきた選手もいない。調子が上がらないなら、外す決断も監督の仕事だ。
それとも、香川トップ下で、本田ワントップにあげて、左サイド大久保?
うーーーーーーん(*_*)
本当に23人、全員で戦うしかないし、そのために、みんないるんだけど、メンバー固定しすぎて、強い者と戦った時の、苦境の時のオプションが練習してないよね。
長友あげるのは、インテルでやってるし、アジアカップでもやったけど、斎藤では心もとないし、香川を外すのは、これまた勇気が必要だし、デカイ相手には、俊敏性、やっぱり香川なくして未来はないだろう。
もう将棋の指し手争いみたいだ、それが監督なのかぁ。。。
何人か連動して、ゴールを奪う姿はまるで、詰め将棋のようだ。
ここへきて、ワントップも定まってないし、ボランチも定まってない。
おれが思うに、ダブル酒井の出番なのかと
高さの相手には、ダブル酒井!
ワールドカップみてると、ヘッドのゴールも多いよね。そこも気になるところではあります。
本田の決定力を考えると、ワントップも確かにありだよね。
香川左で使うなら、左ボランチは長谷部で、リスク対応が必要なのも見えた。
どんな苦境も、みんなの力を合わせれば、乗り越えて行けると思えるほど、メンバーは集まっている。
ここで、ザックの重要性がきたか
昨日パッと目が覚めて、テレビをつけると、ブラジル対メキシコの国歌斉唱の場面だった。
メキシコの選手達は、みな大声で魂を込めて、歌っている。
ブラジルの国歌斉唱、ブラジルもまた同じように熱く歌っていた。流れていた国歌が終わったにもかかわらず、サポーターは大声で国歌を歌い続けている。
ものすごい地響きと、歌声
ネイマールは、泣いていました。
あのネイマールの涙は、どんな涙だったのだろう。
ブラジルは犯罪も多く、貧富の差も激しい。けして、安定した国ではないけど、国民みんなが、ブラジル選手を応援してるように思えた。
そんな社会で、不平不満はそれぞれにあるけれど、それでも、ブラジル代表が国民の希望なのかな(T_T)
そんな熱い想いを、ネイマールは受け止めた涙なのかな
開始10分、ブラジルのスター軍団も、メキシコも死に物狂いで、ボールを追いかけていた。
日本もそんな風に、一生懸命持てる力を出して、死に物狂いで、戦って欲しい。
結果は結果でしかないから。
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