深夜一時に、あまりにも悲しい声で、犬のすすり泣きがきこえるので、どこで鳴いてるのか、レオと行ってみた今日この頃です。
隣だった。吠えてるのではなく、すすり泣いている犬の悲しい声だ。永遠と続く。
病気なのかな、淋しいのか、外で飼う犬だ。飼い主は見てあげればよいのに....人の犬なので、暗闇で様子を見ることしかできない。
さて、「明日、ママがいない」ですが、何が悪いのか、理解できない。
昨日も見たが、芦田愛菜の表情が素晴らしい。三上博もキレキレだ。
脚本は野島伸司で、児童養護施設を描くなら、そうなるよ。
「聖者の行進」思いだす。社会派で、問題提起する野島伸司は好きだ。
芦田愛菜の、あだ名が「ポスト」
うん、赤ちゃんポストに捨てられていたから、ポストか、確かにエグい。
ボンビ、ドンキ、パチ、ロッカー、どれもこれも、きてる。まさに野島伸司ここにあり!だ。コインロッカーベイビーなんて、悲しすぎるよ。
しかし、これはドラマだ。
児童養護施設に預けられる子供達に光をあて、「現実」をみせることの、何が不快なのだろう。
子を捨てる親がいるのに。
里親制度など、一般には知るよしもない。誇張されたりなどあるだろうが、そんな施設で育つ子供達もいる。
それでも、生きてゆく。そこがみたい。多かれ少なかれ、誰もが傷を持っている。
いじめや、偏見を助長するのとのことですが
ちゃんちゃらおかしい
「ポスト」は、デブ、ブタ、ブス、貧乏など、それらと、何が違うのか?
ざっくり同じようなものだろう。
子供は残酷だから、何でも言ってしまう。心で思っても言わないのが大人だが、子供は素直で時に残酷だ。
児童養護施設だろうが、片親だろうが、デブだろうが、状態ではなく、気にくわなかったら、からかったり、いじめたりする。
社会はもっと恐ろしい。大の大人が職場で、新入社員や、新しいパートを平気で無視したり、陰口叩くは、自分の地位が脅かされると思った日には、徹底的にいじめる。
それが、現実なんだよ。
それを乗り越えて、戦ってゆく。
そんな大人が子供産んで、その子に人生説いてるんだから。世も末だよ。
ドラマが悪いのではなく、あんたの子供の「しつけ」が悪いだけだろう。
養護施設の子は傷つくかもしれない。かわいそうだけど、現実なんだ。なんとかしてあげたいけど、全員は救えない。
自分の立ち位置を受け入れて、始めて前をむけると、言いたいのかな....社会に問いたいのかな。
ポストがくってかかったね。
人権侵害だの、なんだの、一般社会の方が、よっぽど、人権侵害だらけで社会はもっと恐ろしい。
何が非正規雇用だ、うまい言葉つかいやがって。たんなる迫害や、差別のさいたるものが、派遣、契約社員だろ。大人は醜いんだよ。
それはありで、なんでこっちのドラマはダメなんだ。
児童養護施設の子供達に、お前ら里親のペットだと言うが、悲しいかな的をえている。
里親にもらわれる子は、人間だ。慈愛もあるが、本質は里親の心を満たすことに使わているといっていい。
もっと言うと、ギブアンドテイクの関係だ。
人間は生まれた時から平等ではありません。子は、親を選べない。
親に捨てられ、苦しみも憎しみもあるでしょう。場所によっては差別もあるでしょう。でもそれも「現実」なんだよ。
そこから、這い上がって、それぞれに自分の居場所を見つけてゆく。
親や社会に捨てられた、怒りや、憎しみに染まるのか、それを糧に強く生きるのかは、その人次第だよ。
そのどうしようもない怒りを、前に進む原動力にして、児童養護施設の子には頑張って欲しい。
そんな現実があると、このドラマは教えてくれる。
ヒロトが歌ってた。いいやつばかりじゃないけど、悪いやつばかりでもない
見たくない人は、見なくていいのに騒ぎ立てる。CM全社降りるなんて、バカかと思う。始めから覚悟決めて、宣伝費用だしてないの?
魔王の三上博は、厳しくどぎついが、小さな子に「現実」を説いてるように見える。
不器用に強く、厳しく。
児童養護施設から出て行く日が訪れた時に、強く生きていけるようにと、そう思うよ。
これを気に、児童養護施設にも、里親制度も、広く知られることになった。プラスにはとれないのか。
闇ではなく、光だよ。
しかし福祉施設では、過去に弱いものを虐待する事件も起きてる。
福祉施設で起こる虐待に感じられるシーンも、鋭くメスをいれてる。昔は厳しさは愛情の裏返しでもあった。
やりすぎの言動、ドラマも抑止力にもなりえるではないか?
バケツぐらいもたされたし、往復ビンタもくらったことあるよ(笑)泣けはないが....
ボンビ、ポスト、ドンキ皆、名前を捨てて、あだ名で呼びあうのも、悲しい過去と決別して、新しく強く生きて行くことの象徴。
あだ名だから、「ポスト」はやめろなんて、最後まで見てから、感想言えばいい。
伝えたい真実がきっとある。
現実を子供に隠すことはないと思う。
子供達はわかっている。大人に気をつかい、知らないふりをしてくれる。
このドラマをみて、子供への愛情を再確認したり、けして、子供を手離さないなど、親目線でも、考えさせられる。批判ばかりではなく、そんな目でみたい。
また子供の、捨てられたんじゃない、私が親を捨てたんだ。
その言葉には、泣いてしまう。
芦田愛菜や子役の子は、精一杯演じてるよ。
それでも、現実を乗り越えて生きて行くんだ。
始まりは、運はよくないけど、これからたくさんの幸運が舞い込むよ
運はみんな平等だと思う。
ママがいても、父母がいても、同じように淋しい思いをしてる子もいる。
熊本のなんとか病院は、赤ちゃんポストなんて、なかなかできることではない。そこは評価する。
だがドラマを批判するなど、笑える。筋違いだ。
だって、一番金儲けしてるのは、病院で医者だ。これも現実なんだ。
三上博、かっこいいね、変わらない。魔王、あれでも施設の子には親代わりだ芦田愛菜ちゃんも、男気のある少女役で、新境地だ。
子供には子供の世界がある。
それを認めて、見守ることも、親のつとめではないのか。
ポケットにしまうっていいね。
児童養護施設の子には、強く生きて欲しい。
自分が好きになったシングルマザーは、それぞれ必死に生きてた。自分を捨てて、子供を育てるために仕事してた。
みんなそうあって欲しいと願う。
なにかしてあげたいけど、なにもできないことが、くやしい。
明日、ママがいないを最後まで見たいと思う。
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