※冬から始まり、春の訪れを告げる
弾き語りツアーが
今年も始まりました❄
🌸
は？1月ってほんとにあった？え？
個人的に色々ありすぎて
チケットあったのにLovejam不参加、
今回も諦めかけていたのを
行けてほんとに良かった
以下全力ネタバレ要注意⚠️
OKな方のみスクロールどうぞ
※客席びっしり、
チケットソウルドアウト。
３列目正面に着席。
ギュウギュウで狭い！
本日はアコギ、ワイゼンボーン、ドブロ、
ジャズギター。
フットストンプにタンバリン、
と、田島貴男という
唯一無二の楽器からは
どんな音が飛びだすでしょうか
シンプルな黒のスーツに白シャツ姿、
襟足は少し長めのヘアスタイルで登場。
♪アクロバットたちよ
♪スーパースター
田「ありがとうー！」
♪春のラブバラッド
田「ありがとうございます！
あけましておめでとうございます！ｗ🐉🎍
東京ではLOVEJAMというイベントが
先日ありまして…
ソロで今年入ってやるのは
初めてってことで。
満員御礼、ありがとうございます。
田島貴男、いろいろな
スタイルでやっています。
冬から春は着席でじっくり弾き語り、
秋は同じくひとりなんですが、
スタンディングで
お客さんも大暴れしまして。
それから夏はバンドスタイルで
ファンキーでロックに。
そんな多重人格、田島貴男に
どうぞお付き合いください。
よろしくお願いします！」
♪バイク
田「えー、バイクという曲でした。
バイクは親戚にあげてしまいまして、
今は乗ってないんですが。
突然42歳頃に大型免許を取りましてですね。
いきなり大型免許取って
ハーレーに乗ったりなんかして。
あとはモトクロスというね。
…会場の反応が薄い。
皆さん知らないみたいですねｗ
こういう（山あり谷ありジェスチャー）
ところを行く、非常ーーに危険です。
オフロードバイクっていう
高性能な種類のバイクがあるんですが、
30ｍとか40ｍぐらい
ジャンプとか回転もするんですね。
怪我人続出。
１、２年くらいやってたんですが
親指一回骨折しまして。
競争してましてね。普通の250㏄とは
全然違って危ないんですね。
制御不能。
アクセル全開にしてもう
手が離れなくなっちゃいまして、
硬直してね。
手を離したとたんバイクが50ｍくらい
吹っ飛んでいきまして。
音楽やってる人は普通は
モトクロスなんかやらないんで。
喋ってても会話できる人が
いないんですね。
まあ今も自分に向かって
喋ってるんですけどｗ
モトクロスなんてやってたら
音楽できないなあってことになって、
最近はレーシングカーにハマってます。
自分に喋ってますｗ
50代半ばをすぎて
サーキットに通うというね。
どうやら自分で操作して
運転するのが好きらしいです。
モータースポーツが
俺好きだったんだなあーって
気づきましてね。
ここでモータースポーツ
好きな人いますか」
お客「………」（反応なしｗ）
田「いないみたいですねｗ
モータスポーツ好きな人とか
周りの音楽関係の人にも
あんまりいなくて、
皆文化系なんですね。
僕はミュージシャンの
体育会系ですから。
一時はボクシングやったりね。
それも周りにいなかったですね。
文化系の人とは話が合わないんで。
って、初日から喋りすぎて
おかしなことになってますがｗ
事故りそうになりながらもね、
そういった景色から
見える歌ってどんなだろうって。
自画自賛してますが。
海が見える丘、聞いてください」
♪海が見える丘
♪ZIGZAG
田「ありがとう！
今2月で、さっき今年2回目の
ライブって言いましたけど
もっとやってますね。
思い出しました。
5回目でしたね。
すみませんｗ
LOVEJAM含めて
4本やったんだったｗ
去年インフルエンザにかかりまして
ひとりソウルが延期になりまして。
その札幌と函館公演やりました。
もう大雪っていう天気で。
これお客さん来んのかなあって
思ってたら全員来てましたね。
雪が降ろうが槍が降ろうが、
あの辺の人達には関係ないんですね。
それから東京で
エピフォン150周年のイベントで、
僕はひとりソウルショウのスタイルで、
YOGEE NEW WAVESの
角舘健悟くんとセッションをやりまして。
彼とやった曲が非常に良くて。
YOGEEは4枚目のアルバムが出まして、
出すごとに良くなってきますね。
先日ミュージシャンで
僕から数えて二人目の、
サーキットに行ったのが角舘くんで。
僕が連れて行ったんですけどね。
彼の車は廃車になってるんで
レンタルして。
で、僕の横に乗って
2周目ぐらいで
「遠くを見てると大丈夫っすね」
とか言ってｗ
むちゃくちゃＧがかかる。
サーキット行きだして
1年ぐらいですけど、
始めた時は先輩の横に乗せてもらって、
ゲロ吐きそうになってね、
めちゃめちゃ酔いました。
ジェットコースターみたいに
Ｇがかかる。
今は全く慣れちゃってますけど。
ここでそのYOGEEのカバーを
やりたいと思います」
♪SAYONARAMATA（カバー）
※余談。
エピフォンイベント当日、
角舘くんリクエストで
「微笑みについて」
セッションされたらしく、
それも期待してましたん…
まだ生で聴いたことないです。
いつか聴けますように
田「去っていく仲間への
どこか優しい視線の、
角舘くんらしいね、好きな曲です。
次はカバー特集、
この短い時間の中で。
先日、映画を久しぶりに
見に行きまして。
パーフェクトデイズっていう。
ヴィムヴェンターズが監督のですね。
”パリ、テキサス“とか
”ベルリン・天使の詩”とか
元々好きな監督で、
その監督の作品って知らずに
いい曲がかかるからって
知人に紹介されて見に行ったんですが。
監督はヴィムヴェンターズだけど
出てるのは日本人ばっかりで
何だこれって、なりまして。
東京を舞台にした映画で
役所広司さんとかね。
もう、打ちのめされましたね。
めちゃめちゃ感動して
instagramに投稿したら
yahooニュースになって、
無許可でね。東スポかな。
僕の写真が勝手に使われてて、
その写真が、よりにもよって
これいつのだよ、って
ツルツルの卵みたいな写真でｗ」
※めっちゃ笑ってしまって
すみません
卵てw 🥚
自分で言っちゃダメです
2016年、Roots66イベント開催前
インタビュー時の写真ですこれ
https://news.yahoo.co.jp/articles/49f34ebf15ced29d287f0d28397891019b5db9cc
田「何の連絡もないですね。
普通はあるんですよ、
載せていいっすかって、
最後にyahooニュースになって。
原稿料欲しいなってｗ
ライターさんが
パーフェクトデイズ見て、
わかる！！って記事にしたのかも
わかりませんけどね。
おっ？と気が付いたら
弾き語りツアー始まるから
これはもうカバーするしかないなって
なりましてですね。
ルーリードのトランスフォーマーって
アルバムに入ってる曲で、
パーフェクトデイズに
出てきたんですが
元々はヴェルヴェット・アンダーグラウンド
ってバンドのメンバーで
ソロになってから2枚目のアルバムですね。
デヴィットボウイとかも参加してるんですが。
説明しだすと止まらなくなりますが、
知り合いにも知ってる事全部喋るから
1時間ぐらいかかるｗ
アンディウォーホルとか、
当時のめちゃくちゃな感じで
カウンターカルチャーの
ただれた世界ですね、
未だにロックキッズが
カッコいいって言うその等身大のね。
ソロになってから
その何気ない毎日こそが
最高だった、という曲。
Perfect Day、やってみます。
聴いてください」
♪Perfect Day（カバー）
♪四季と歌
田「ありがとう。
えー、去年、弾き語りで
初めての試みだったんですが、
ライブで即興で、
お客さんからお題を頂戴して
その場で歌うというのをですね。
成功率20％ぐらいの、
今日も、今回もそのお題を
頂戴しようかと思いまして、
自分に過酷な試練を与えてますｗ
ここでまたお題拝借ということで、
何かありますか」
お客「青春！」
田「青春！おお？
…行きます！ｗ」
※今回は録音されていない様子、
果たしてどこまで再現できるかですが
書き起こしてみます（れっつちゃれんじ）
♪青春、
青春、
青春～
青春、青春は
中学生、高校生、大学生を
人生の青春と言うのか
そんな青春があります、
僕の青春はハッキリ言って
今より全然つまらなかったです
今より全然、しょうがない奴でした
ショボい、くだらないことで悩んで
くだらないことで助からないと
すぐに落ち込んだり喜んだり
青春時代、それは
なんか甘酸っぱくて素敵な物語、
むしろ今です
もっともっと酷くて
ひん曲がってなんか血みどろで
酷いものが青春、
そんなイメージです
10代の青春、多分
青春時代は伸び伸びしていない、
青春時代は不自由極まりない
女の子とも全くうまくいかない
チャラい奴が
めっちゃ羨ましかった
男子校だったし
女の子にすぐ話せる奴が大嫌い、
ひがんで、どうでもいい事に
もがいてました、
だから、
パンクニューウェーブを聞いて
そこにいれば別に
モテなくてもよくて、
音楽でモテようって
思ったことはない、
よく田島さんモテる為に
音楽やってるんでしょうって
言われるけど
ほんっっっっとに思ったことない、
お客さん全員帰るぐらいの
音楽がやりたいと思ったそんな青春、
そんな変な、
今が青春、ただのガキが青春、
不自由なのがガキ、
無駄に喧嘩して恨んで
意味なく突っかかって
何もいい事がない、
青春、自分の事で
手一杯、人に優しくない、
青春、
人に優しくする気持ちも
ままならない、
自分がいっぱいいっぱい、
周りも皆そうでした
今が青春です
今は周りが少し見えてきて
人に優しくしたい、
多少思います
余裕がなければ
優しくできるはずがない、
むしろ今が青春です
大人は青春、大人の青春
大人こそ青春
大人こそ青春♪」
※…って、こんな感じの歌詞でした
完全再現は無理無謀、
意味を変えない程度に書き起こし。
イメージだけ汲み取ってくださいっ
てことでご容赦ください
田「すみません、変な展開になりましたね、
自分でも思ってない展開になりましたｗ
ねえ、もっとこう。
今色々アイデアが出てきた。
今歌おうかなｗ
終わってから色々思いついて来たｗ
高校野球が大好きでね、
清々しいって見てたりするんですが。
でも当人たちは七転八倒、
9回裏から逆転負けって言う
プロでは考えられないような展開もあって
そういう未完成の試合が
当人たちにとっては
大変でね、だから泣いたりする。
僕は文学も齧ったりして
非常にひん曲がった感じで、
10代でテニス部、野球部、清々しい
って思われてるけど
彼らも大変でね、
僕らのねじ曲がったりしてるのより
早く大人になってたのかなあって
思ったりして、
今の方が好きなこともできるし。
人それぞれにあると思いますが
まだいろいろ絡んでくる。
ハハハ、この辺でやめときますかｗ」
♪接吻
♪冗談
♪MUSIC，DANCE＆LOVE
♪ソウルがある
※ここ、この4曲連続！
凄かったです、特に冗談
珍しく激しめのリバーブで
全方向から
田島さんの音が降り注ぐ感じ。
なんだか異空間に連れていかれたみたいな🛸
磁場が狂っていると言うか、
でも凄く美しくて
…うう…語彙力ないなあ…
体育会系と言いつつ、
所々に見えるこの少し耽美な
夢野久作ぽい、
谷崎潤一郎ぽい、
いや沼正三とか
澁澤龍彦までイッちゃってるかも、
文学を思わせる曲が大好物です！
田「ありがとう！」
♪太陽を背に
♪エブリデイエブリデイ
田「ありがとうございます!
初日から喋りましたね。
しっとり目に行きましたｗ
次が最後の曲です。
来週、新潟でやりますんで
よろしかったらお付き合いください。
最後の曲になります」
♪帰りのバス
田「ありがとうございました!」
アンコール
※今回のステージで唯一の
ワイゼンボーン登場です
♪好運なツアー
田「ありがとうございました！
またお会いしましょう！」
※ご覧の通り今回のセトリは
Electric sexy、白熱からの
ラインナップ多めでした🏍
白熱のジャケ写で着用されている
グリーンのジャケット、
過去にチャリティーオークションで
出されたそうで、
今はたじ友さん男子の
お手元にあるとの事
すごかー👏
ひとりソウルやバンドであっても
弾き語りでは初めて拝見した曲も。
今回のツアーも凄いです、
初日なのに既に練りに練り込まれ
いやパーフェクトデイズの感想って
ついこの前出てた気がする、
そこからカバーやろうって
なってあの仕上がりとは
ひとりソウルとの垣根が
年々薄くなってる気もする、
凄すぎて「弾き語りの定義」とは
饒舌トークすぎで
「田島亭貴男丸」になってましたが
……お師匠！
(©︎ちいかわ)
