超主観政治 by aki -2ページ目

超主観政治 by aki

ノンポリ派の人間が政治を語ってみる

東京都が1000億円を出資し、経営難に陥っている新銀行東京で、システム投資の失敗が相次いでいたことが分かった。開業時のシステム不備で約10億円の損失を出したほか、顧客相談に電話で応じるコールセンターや現金自動出入機(ATM)は利用が少なく、事実上撤退。業務契約の中途解約による違約金なども35億円発生した。監査法人は07年3月期、109億円分のシステムが無益だったと指摘し、都などが作った当初計画の甘さが浮き彫りになった。(asahi.com 2008年03月18日)
 
石原知事が新銀行東京に絵画を四男の知人が担っている東京都の文化振興事業「トーキョーワンダーサイト(TWS)」を通じて直接購入を持ちかけていたことも、取りざたされているが、あれだけ石原都知事が設立にかかわって責任をトヨタ自動車からきた仁司氏に押し付ける構図にどれだけの都民が納得するだろうか。
前回の都知事選で四男問題をはじめあれだけ公私混同ぶりが報道されたにもかかわらず勝利をおさめるという、都民には圧倒的な支持がある。しかし、このとき支持した都民もさすがに400億円を負担させられるとなれば冗談じゃないとなるのではないだろうか。
都知事は追加出資は清算より負担が小さく他に選択肢がないところまで来ているというが、これは、役所が大規模事業を始めるときに先に既成事実を作っておきながら市民の反対がでると事業を辞めるほうがコストがかかるという言い分と全く同じ。
しかも、出資すれば提携先が見つかるかもしれないなどというアバウトな先行きでこんな大金つぎ込む方に利害関係者以外で賛成するのもどうかしている。つまり、2次破綻の恐れもあり、清算より負担が小さいなど出鱈目もいいところのように思う。
都知事は発案者としての責任は言葉上認めているものの、議会でどう責任をるのか追求されれば「まことに残念無念で、歯ぎしりする思い。慚愧(ざんき)に堪えない」などと感情のこもっていない役所答弁を繰り返すのみ。

本気で立て直す気があるのなら自分で数億円は出資するくらいの気概をみせてほしいものだ。