出来上がったスピーカ・システムは自作の置台で使っています。
置台の支柱には、断面が14cm角の檜の角柱(長さ35cm)を使っています。
支柱の上に6mm厚のMDF板を3枚貼り合せて18mmのものを固定してます。
その板の上にはブビンガ材の単板で20mm厚のものを置いています。
(ブビンガ自体は、硬く、比重の大きい良質な木材です。)
当初、置台に直接置いていました。
この状態で暫く使っていたのですが、どうも若干濁りを感じます。
「2115のシステムに勝てないなぁ・・・」と思っていたのです。
置台に伝わった振動が悪さをしているのかも知れないと考えました。
そこで、箱と置台の間に振動吸収のパッドを挟んでみる事にしました。
使った材料は、ダイソーの【衝撃吸収パッド 丸形(家具No.36)】です。
プニプニの柔らかい材質(高粘着ゲル素材:エラストマー樹脂)です。
これを箱の底面の四隅に貼って置台に載せました。
聴いてビックリ!! 濁りがスッと消えてしまい、響きが綺麗に伸びます。
これなら、2115のシステムと勝負出来、音色の違いで使い分け出来ます。
このシステムの音は明るく張りが有って何でも楽しく聴けます。
比べると2115の方は、少し穏やかで透明感は少し上回るイメージです。
【衝撃吸収パッド 丸形(家具No.36)】 110円 これを2つ買って使用
【置台とL16箱】
【箱の底面四隅に衝撃吸収パッドを貼り付けた様子】
僅か220円のチューニングですが、効果は絶大でした。
その6では、「D208、実は・・・」を説明したいと思います。