現用のオーディオ・システムを紹介します。
*プリアンプ:【Nakamichi High-Com II】を改造
音声系は自分で設計した自作の回路で、筐体と電源・メーター系は流用しています。
音量VRには東京光音のものを使い、バス・ブースト回路は加算型としています。
上段は電源OFFで、メーターを見えなくする為にスモーク・アクリル板を着けています。
下段は電源ONで、メーターが明る過ぎない光量で表示出来ています。
*メインアンプ:【Sony MU-A051】(プロ用)を改造
自分で設計した自作の回路で、筐体と電源・パワー・トランジスタは流用しています。
DCアンプで、各chに最大5W出力と小出力ですが、1WまでA級BTL動作としています。
A級BTLは出力に関わらず電源電流が一定DC値で、電源系の音質関与を無くします。
JBL 2115 の微小レベル直線性を改善する為に、直流可変付加機能を付けています。
*スピーカ①:低域 JBL 2115 (箱はLUXKIT A702用:バスレフ) 高域 JBL 075 (LC分割)
2115は、入手時エッジが無く、ラバーコートが施された長寿命ウレタン・エッジを貼付け
*スピーカ②:既に紹介の Foster 10F3 使用のシステム
*ヘッドホン:STAX SR-207 + SRM-252S
*信号源
DVDプレーヤ(CD・SACD等再生):Marantz DV8300改(出力コンデンサをフィルムに交換)
DAコンバータ:Amulech AL-38432DR
雑味を感じず、前後左右の拡がりが自然で、余韻が長く響き、定位がピシッと決まります。
今のところ、特に不満も無く、機嫌良く聴き続ける事が出来そうで幸せです。
(と、言いながら、次は何をやってみようかな? と考える自分が居ます。)
*メインアンプの実用上の最大出力は、ピークでも0.1Wを超える事はありません。
(少し音が大きくなると、家族から苦情が出るので、程々の音量で聴いています。)
スピーカ①の聴取距離は1m前後、スピーカ②は60cm~1mでの近接使用です。