日経平均の年間足は2年連続の陰線。欧州債務リスクよりも堅調な米国景気を前向きに評価して動く米国株と、方向感を欠いたまま安値圏で迷走する日本株との差は広がるばかり。輸出型主力も足どりはきわめて鈍く、為替市場での「1ユーロ=100円割れ」が時間の問題。しかし、日米株の著しい非連動相場は、1月にもいくぶん軌道修正か。徐々に「下値の壁」は厚くなる。米国では、消費が経済を押し上げる自律的な景気回復傾向が強まっている。自動車など日本の輸出株も動きはじめるだろう。
一方、国内では「復興需要」が相場の現実買いテーマとなって頭角を現す。低PBRの実力株に加え、12年3月期の収益向上が見込める銘柄を先回りしてみたい。(写真は今年の一押し渡辺美優紀)。
