開山1300年 大山 | AKIのブログ

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5月24日に鳥取の大山に登って来ました。


日本百名山55座目になります。


コースは

夏山登山道~大山頂上~行者登山道

標高差  950m      歩行距離  8.3km





去年、四国の石鎚山と剣山に登ったときは車での移動でしたが、往復1600kmの運転を一人で行うのはあまりにもツラかった。

という事で今回は夜行バスを使います♪

仕事が終わってから新宿のバスタに移動し、そこから11時間の移動になります。


使ったバス会社はウィラーエキスプレスで、このバスの前7列は4人掛けシートで後ろ3列は3人掛けシートになってます。
行くときは3列シートの予約が取れたので快適な移動になりました♪


でも帰りは3人掛けの予約が取れずなかなかしんどいバス移動になってしまいました。
ちなみに行が9500円、帰りが6500円というかなりリーズナブルな値段設定です♪





新名神高速の工事で若干の遅れはあったものの6:45に米子駅に到着。

そこからは普通のバス路線に乗り換え大山の登山口の大山寺に移動します。




大山寺に着くと見事なブルースカイ!


そんな中、大山が優美な姿を見せてくれてます♪本日は天候に恵まれた快適な登山になりそうです♪





出発前に帰りのバスの時刻をしらべておきます。

只今の時刻は8:10。大山往復のコースタイムは6時間弱なので下りてきた後の米子駅行きのバスまでかなりの時間を待たなければなりません。


下山後の予定にはかなりの不安を残しつつクライムオン!


まずは大山寺に続く参道を登っていきます。


今年で大山は開山1300年を迎えるみたいなのであっちこっちにのぼりがたっています。
さぞかし盛り上がることでしょう!





モンベル大山店の横を通り登山道入口を探します。


しかし素晴らしいロケーションの所に店が建ってますね。
ここは帰りに寄っていくことにします。






ちょっと迷いながらも夏山登山道の入口を発見!


最近は何度も登っている山ばかり登っていたので、このように登山道を探すのも新鮮でいいものです。





登山道に入ると階段


またまた、階段


ひたすら階段がずっと続きます!



でもこのように何合目まで来ているか解るので気分的には楽になります♪


ちなみに1合の間隔は標高100mない位です。




だいぶ標高を上げてきました。


振り返るとうっすらと海が見えます。





6合目の避難小屋まで来ました。


ここでザックを下ろしてしばし休憩を取ります。





ここからは大山の北壁が良く見えます。


大山は日々崩壊が進んでいるとは聞いていたのですが、本当に見事な崩壊ぶりです!





6合目を過ぎると生えている木々がだいぶ低くなってきました。


海沿いだから風がつよいのでしょうか?
森林限界がかなり低めです。





9合目からは木道が出てきました。


山頂直下はダイセンキャラボクが生い茂っているのでその保護のためかなり綺麗に整備されてます。




そして登頂!


日本百名山55座目の登頂です。
今年は新たなる百名山を何座登ることが出来るかな?




山頂からの景色

南壁も崩壊が進んでいますね。






米子方面を見ると綺麗に日本海も見えてます。


山頂の避難小屋には売店もありちょっとした食べ物やバッジが買えます


南側は霞んで良く解りません♪


それにしても平日にしてはかなり多くの登山者がいます。
さすが百名山は人気がありますね。






山頂のすぐ近くまで崩落が迫ってきているのでこのようにロープが張られていて立ち入り禁止になってます。


覗きこむとすぐそこまで来ているのが実感できます。  





という事でこの山頂標識は今年一杯で撤去されてかなり手前に設置されるみたいです。


近くにいたガイドさんの話を盗み聞きしてしまいました♪





山頂で1時間以上のんびりと過ごし、名残惜しいが下山していきます。


ここの山頂には戻ってこられる日は来るのかな?





下山はこのような景色の中を歩いていきます。


こんな絶景だから思わずテンションも上がりっぱなしになります♪





下山は少し道を変えて石室に立ち寄ってみます。


ここの山同様にかなり崩落してます。






6合目まで戻って来ました。


ここから樹林帯に入っていくのでこの見事な崩壊っぷりを見るのも最後になります。

6合目から少し下りると行者登山道に分岐していきます。





こちらの登山道は一旦沢に出ます。


そうすると北壁の絶景を最後に眺めることが出来ます。





沢から一旦樹林の中に入っていくのですが、いきなり山の中にこんな立派な建物が出てきます。


大神山神社奥宮になります。
屋根が茅葺きや瓦ではなく、おそらく杉木の皮を使っていて、かなり複雑な彫刻も施されています。
これだけ見に来ても一見の価値がありますね♪




大山寺の参道まで戻って来ました。ここで色々とお土産を買います♪


まずは今月18日にオープンしたての大山参道市場へ。ここはモンベルが経営しているお土産屋でカフェも併設されてます。
ほとんどの登山者がここに立ち寄ってお土産を買っていましたね♪





それからモンベルへ移動。


大山店オリジナルのTシャツを妻に買っていきます。




最後に「大山火の神岳温泉豪円湯院」で汗を流します。


ここの温泉はかなりリーズナブルでなんと380円!かなり良心的な値段である。




下山後は温泉に浸かったり、お土産を買うので時間を潰し、16:05のバスで大山口駅へ。そこで30分ほど電車が来るのを待ち米子へ。
米子で夜行バスが出発する20:15までのんびりと夕御飯を食べながら時間を過ごしました。


今回の山行は初めての夜行バスでの移動であったり、初めての中国地方と始めて尽くしとなりました。その分、かなり記憶に残るものとなりました。
またいつの日にかここに戻ってきたくなる山の一つとなりました。



コースタイム

8:35      大山寺バス停

8:49      夏山登山道入口

9:58      6合目避難小屋    10:00

10:43    大山頂上    12:00

12:38    行者登山道分岐

13:30    大山寺参道