薄暗いその部屋は、何とも言えない匂いがした。開けた扉から差し込んだ光で見えたのは、いくつもの長持や箪笥が並び、畳がみえないほど、行李や木箱が積み上げられた細長い空間だった。祖母が先に進み、蛍光灯の紐を引っ張ると、更に奥に細長い部屋が見えた。
何かが光ってる。それも無数の小さな光が一番奥の部屋の壁一面に広がっている。目を凝らして立ちすくむ私を措いて、祖母は奥の部屋の雨戸を開けた。
4へ続く
薄暗いその部屋は、何とも言えない匂いがした。開けた扉から差し込んだ光で見えたのは、いくつもの長持や箪笥が並び、畳がみえないほど、行李や木箱が積み上げられた細長い空間だった。祖母が先に進み、蛍光灯の紐を引っ張ると、更に奥に細長い部屋が見えた。
何かが光ってる。それも無数の小さな光が一番奥の部屋の壁一面に広がっている。目を凝らして立ちすくむ私を措いて、祖母は奥の部屋の雨戸を開けた。
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