最近、特に何をするでもないので釣りを復活させようと目論んだ。釣り場は、鶴見川やふれーゆがあるので取り合えずと言う感じである。しかし、昔通った釣り道具店が軒並み閉店で無くなって居る。ネットで探しても数に限りがあり非常に少ない。

 

何とか川崎にタックルベリーと上州屋が在り久し振りに行ってみた。そこで見たものは、子供では入手不能なものばかりで非常に高価かな釣具の数々であった。これではとても釣りを趣味とすることは無理であろう。

 

リールも10万円近いかそれ以上。竿も同様で万単位の高価な物ばかり。驚いたのが釣り糸やその他の小物の高さだ。1桁高く良いものだがとても遊びで気軽に使える様なものではない。何時からこのように成ってしまったのだろう。

 

釣りは庶民の娯楽、趣味と実益を兼ねた日本の伝統文化と言えます。それが余りにも商業化し過ぎてもはや現実離れしてしまい話に成らない。子供を大切に出来ない世界は絶対に反映できない。この状況が続くなら切手収集の様に趣味として成立しなくなります。

 

道理でネットオークションでは潰れた釣具店の在庫処分の様な大量の出品が有る訳です。以前釣りは階級や貧富を超えた娯楽として崇められたものでした。大会社の会長・社長と平社員や学生ですら同じ土俵で楽しめました。勿論、釣りキチ三平の様な子供でも情熱のある名人も居ました。こんなことでは十分に楽しめる筈がない。