ヒトの知能は、遺伝か環境かの論議がされましたが明確に遺伝であると分かりあまり話題に成らなくなりました。嘗て、学校の良し悪しは生徒か教師かの論議がされました。それが日比谷高校で証明され、如何に優れた教師でも偏差値の低い生徒ではカバーできないと分かりました。学校に通って居る時にはバカのボロは出難いそうですが卒業して数年が経過し始めると少年少女時代どころか幼年時代の知能に近付き、年のせいではなく脳が衰えると言うのが最近の学説です。

 

物忘れのアルツハイマー型は病気なので分かりませんが、人の脳は円熟して無くなりもしないし衰えもしないそうです。幼くして天才だったダビンジや5歳くらいまで言葉をあまり話せなかったアインシュタインは、老後も脳の老いは無かったようです。将棋の2代名人大橋宗古と言う人も80歳を過ぎてから強くなったと聞きます。

特に仕事や家族問題の縛りが無くなった70代男性が最も賢いと言うのが最新の定説。暗記することを学校で重視されるのは頭は良く成らないからでしょう。