先日載せた一番桜、もちろん今日も見ましたが更に開花は進んで居ました。とても寒いので予想外でした。明日は温かくなると言うので一気に十輪以上の開花が望めるでしょう。TVの天気予報で未だだと騒いでいるのに気分爽快です。今日は写真の整理をして居たらだいぶ前に三ッ池公園に行った時の河津桜の映像が出て来た。物凄く風が強く風速が30メートルと言う日である。

台風の定義が17mですからもう春の嵐でした。風が強い日は、枝が揺れ動き花の撮影どころでは有りませんがキャリアのある写真家は風の吹くタイミングを読み花が停止した数百分の1秒単位で瞬時にシャッターが切れます。勿論失敗承知で予測しながらの撮影に成ります。メジロが近くでも逃げずに蜜を吸いに来ていました。風が強いだけでなく非常に動きの速い小鳥です。花びらの影を弱め咲いて来る花でないとこの色に成りません。

増してメジロの表情まで分かるアップは大変です。この4枚の映像は全て説明通りで小鳥と花の動きを予測しながら撮影して居ます。花を綺麗に撮ることは奥の深い撮影作業です。このように画像からハッキリと河津桜だと分らなければ無価値です。出来れば蕾も同時に撮るようにしたいです。私はシングルモードしか使いません。連射で1コマ数十コマと言うようなクラブショットは使いません。全て一コマ必中です。

日本の春は真冬の寒さの中に時々緩む暖かい日が混じり始めます。雨が非常に多くなり青空の日は異常に少なく天気予報も自分なりに予知して動かないと行けません。

春に来て欲しいと念じてメジロと桜を撮りました。これが写真を心で撮ると言うことなのです。この意味の通じる方は凄く少なく分かってもらえません。花びらの影は色を悪くするでしょう。意味の分からない人も多く自分の写真で指摘されると争いに成ります。写真と言うのは独り善がりな世界を作ります。ストックフォトで世界中に売れる様な写真を撮りましょう。