大きな資産を私に残してくれた元妻が生前言った気に成ることがある。それは南区のお三宮に霊感の強い非常によく当たる霊感師が居たと言う。今はもう聞かないが私が庚台で学習塾の教師をして居る時に生徒からそういう人が居ると風の便りに聞いたことが有った。

 

元妻は苦労して実際に心配だったことを聞いたらしい。

「両親は自分よりも先に逝くだろうし、残された自分は一人に成るがその時誰にも看取られず一人寂しく孤独死しなければならないのか。もし、亡くなったら誰も見てくれず非常に心配だ」と言うと霊感師は、

「貴女が亡くなる前に良い人が現れその人が全てきちんとやってくれます。だから貴女は安心して居て良い。全く心配は要りません。」そう自信たっぷりに言われ更に

「でも、その人が誰か分からないし知って居る人でしょうか」と言うと

「大丈夫、良く知って居る人です。直ぐに分かります。」確信を持っての答えで誰かと思って居たようです。そして予見通り亡くなる半年ほど前に私と再会し仲良く復活しました。

 

彼女はそれを思い出したらしく、たまにその話をしました。一体誰がそんな事を言ったのですかと尋ねると霊感の強い良く当たる人が居たのですとの答えでした。始め元妻は、そごうデパートで拾ったホームレスのババアだと思って居たようです。

 

しかし、自分よりも早く重病で病院に行き誰も知人が居なくなりました。そのババアは先に亡くなり自分を看取ってくれそうなのは享子と私だけ。二人とも他人の関係でありますが私は元夫です。占い師では有りませんが霊感師の言う通りの結果に成りました。元妻は確信を持って居ましたし、それがために自筆遺言書に成ったのでしょう。

 

そう言えば亡くなる前に、良くあれ誰かと思ったよ。〇〇ちゃんだったのね。今になって良く分かった。言われた通りだった。

そんな話が本当とは、その霊感師に私も会って自分の末路を教えてもらいたいです。彼女はそれが誰か分らずホームレスのババアかと思って居たようですが全く役立たず4年間でただ食いただ飲みで1千万円の散財。怪しからんババアです。