ここに登場する人物、ボーイスカウトの絶交した友人は、のちに立命館大学に行き辞めてから山形大学の医学部。その後は神経科の教授に成って居ます。もう横浜には帰って来ません。如何して居るかは分かりませんが人生の勝利者には成れていないでしょう。思春期の恋愛は人生の金字塔かも知れません。かよ子は実在で、今は町屋と言う所で飲食店をしているかも知れません。近くに写真館がありご親戚。ポチャコは不明です。喜代子については成人式後に謎の自殺をしました。人生と言うのは本当に色々なことが有ります。今の日本の教育制度の下では自由恋愛は難しいでしょう。インテリやエリート層はその時代に心が歪み弱者の気持ちは分からず、自分の将来の立場を良くするために打算的な人間です。他人の心の分らない人が蔓延ってしまって居ます。青春時代は二度と戻らず取り戻すことは出来ないのです。