ここに登場します。駄目な男の死は、先日亡くなった親友から聞きました。横浜西口にダイヤモンド地下街がありますがそこの通路の出店の店員をしていたようです。チャッカリ店番で丸椅子に掛けていたと言って居ました。どうもその現場を見たようです。
学生時代は周囲への影響力があり目立つ存在でした。私に一目置く感じに成ったのは高2に成って典子と付き合うようになってからの事でしょう。実は、何人かの女の子が居ましたが私が最も好きだったのは典子でした。所がキャンパスの花である真弓と付き合いながらブッキングは持っての他で、彼女の従妹とは友達同士です。
でも、典子も外れ男だと気付いたようです。女は馬鹿では有りません。外でたまに会うと彼女の私を見る目は何となく寂しそうでした。それがデート中で有ってもです。彼女は、駄目な男とのデートを見せつけ私の気を引こうとしていたのでしょう。意に反し、ますます離れていく私に相当ガッカリしたようです。そう言うの心が分かってしまいます。
この頃、周りの友人は、私が遊んでばかりで大学進学は駄目だと悪口を叩いて居ました。女の子とデートばかりして居たからでしょう。勉強は二の次で邪魔なものだったです。でも、この所それは人生の選択で間違いでないと分りました。その時代に禁欲の恋愛からガリ勉で受験と就職で成功しても心は歪んで居ます。
後から取り戻すことは出来ず人生はやり直せません。私の生き方こそが正解でした。青春を謳歌しない学生生活は取り戻すことは出来ません。学生時代の1年は、社会人の10年以上の価値があります。同年代の知人が次から次に亡くなりだし、自分のしたいようにする人生観は決して間違っていないと確信しました。あの青春をもう一度!