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キャノンのカメラには人気の高いフラッグシップF-1がある。
旧F1は、完全なマニュアルタイプで初期型と後期型がある。
ハイテク化が進んだ後に、新型ニューF-1が誕生した。

しかし、それとは別にカメラロボットと呼ばれたT-90がある。
非常にフットワークが良く、プロの間でも評判が良かった。
その時代、F-1よりも使用者が多かったのではと思う。

電池の消耗が少なく、巻き上げ巻き戻し共に軽快。
シャッター音や感触も素晴らしい。

弱点と言えば、2つあった。
1つは、フラッシュ用のコネクターが無い。
こちらは、キャノンに直接行き、ペンタプリズム部に穴を開けて付けて貰うのだ。
だったら初めから付けておけと言いたくなる。
もう1つは、ストラップの1つがプラスチック。これが壊れ易いそうだ。
部品代は300円程度なのだが、取り付け費用が1万何がし。
交換後、金属になっている。これは欠陥だ。初めから金属にして置けよ。

文句が多いものの名機と呼ぶに相応しい。
屋外ポートレートでこれ程使い易いカメラは皆無。それは素晴らしい!
そのお気に入りのT-90。暫らく振りでシャッターを切るとファインダーにHELP。
何だこりゃ!早速サービスセンターに行く。内臓電池切れらしい。
サービスセンターが言うには、部品の1種みたいなもので、ユーザーでは交換不可らしい。
その後、受け取りに行くとシャッターユニットが駄目で交換部品が無いそうだ。

結局、渡されたのは「関東カメラサービス」の名刺。
これはヒドイ、川崎にある有名な修理会社だ。そんなのとっくに知ってるよ。
なら最初っからキャノンは駄目です。こちらへどうぞと言えば良いじゃないか!
キャノンのサポートは、ニューF-1のみと判明した。
改めて、キャノンの本性を見た思いである。
御手洗さん、いい加減にして!