コイン収集は、変化に乏しく集めて楽しいのは切手かも知れない。
そのコイン、明治以降なら何とか収集可能である。
金貨は、とても無理だが意外と時代背景を肌で感じることができる。
特に、明治初期の硬貨は大型でデザインも洗練されている。
大正になると、大きさが小さくなり、図柄も量産向きで質が下がっている。
そして、昭和に入ると戦時の色が濃く非常に粗悪で情けない。
現在は、大正期のやや下、戦前の上と言う感じである。
とても明治の頃とは比較にならない。恥かしい気持ちになる。
本当に「坂の上の雲」時代こんな立派なコインを使っていたのだろうか。
写真1は、コレクター憧れの「貿易銀」
当時、世界は銀本位制で「メキシコ」・「日本」の銀貨は質が高く鋳潰されて
しまったらしい。流通用ではなく、貿易専用として使用した硬貨なのだ。
非常に数が少なく銀貨の王様と言われている。
表のデザインは、旧旭日竜1円ではなく、後になって出た竜1円。
収集家は、旧型を「アサヒリュウ」新型を「リュウ」と呼んでいる。
その明治政府自慢のデザイン→裏のリュウに注目してみよう。
どう見ても、リュウが居るのだが顔が見えない。
いくら専門書を見たり読んでも、例により説明ばかりでサッパリだ。
それが、ある時分ったのだ。
日本の硬貨は、表から裏返すとき横向きに返します。
米国のコインは、裏返すとき縦向きに返します。
これが盲点でした。逆さまに見ていたので顔が分らなかったのです。
写真2(リュウ1円)は、縦向きに返しました。
中央少し上、左向きのリュウの顔が分りますか。目も2つありますね。
口を大きく開けています。そして玉を三本の指で握っているでしょ!
これに気付くのに数年かかりました。
そのコイン、明治以降なら何とか収集可能である。
金貨は、とても無理だが意外と時代背景を肌で感じることができる。
特に、明治初期の硬貨は大型でデザインも洗練されている。
大正になると、大きさが小さくなり、図柄も量産向きで質が下がっている。
そして、昭和に入ると戦時の色が濃く非常に粗悪で情けない。
現在は、大正期のやや下、戦前の上と言う感じである。
とても明治の頃とは比較にならない。恥かしい気持ちになる。
本当に「坂の上の雲」時代こんな立派なコインを使っていたのだろうか。
写真1は、コレクター憧れの「貿易銀」
当時、世界は銀本位制で「メキシコ」・「日本」の銀貨は質が高く鋳潰されて
しまったらしい。流通用ではなく、貿易専用として使用した硬貨なのだ。
非常に数が少なく銀貨の王様と言われている。
表のデザインは、旧旭日竜1円ではなく、後になって出た竜1円。
収集家は、旧型を「アサヒリュウ」新型を「リュウ」と呼んでいる。
その明治政府自慢のデザイン→裏のリュウに注目してみよう。
どう見ても、リュウが居るのだが顔が見えない。
いくら専門書を見たり読んでも、例により説明ばかりでサッパリだ。
それが、ある時分ったのだ。
日本の硬貨は、表から裏返すとき横向きに返します。
米国のコインは、裏返すとき縦向きに返します。
これが盲点でした。逆さまに見ていたので顔が分らなかったのです。
写真2(リュウ1円)は、縦向きに返しました。
中央少し上、左向きのリュウの顔が分りますか。目も2つありますね。
口を大きく開けています。そして玉を三本の指で握っているでしょ!
これに気付くのに数年かかりました。