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千葉県の君津市に「久留里」と言う水の町がある。
神奈川からのアクセスなら、川崎から木更津行きのバスがある。
その木更津からローカル列車で、数十分の所だ。
以前、そこへ母・伯母そして私の3人で出かけたことがあった。

その帰り道、朝早いのに木更津の八百屋さんが開いていた。
主婦と言うものは、鮮度の良く割安な野菜を見ると黙っていられないらしい。
止めろの言葉を聞き入れず、荷物運びをさせられることと成った。

母が姉に
「あんたも、タケノコ買う?」
伯母曰く
「そんな栄養失調のタケノコ要らないよ!」
とのやり取り、結局それも私が持つことと成った。

母が言うには、これは破竹(ハチク)。最高のタケノコで美味しいそうだ。
伯母は欲が深く、孟宗竹しか知らないんだ。馬鹿だねといって笑っていた。

確かに、真竹とか破竹のタケノコが旨いとは聞いていた。
けれど、売っているのを見たことも無い。
益して、大多喜町が産地であること等、後になって分ったのだ。

その後、浜金谷で聞くと千葉では珍しくないと言う。
例の「マルキン青果店」で聞くと、注文後に「朝採りを送りましょう」
鮮魚と同じで、日持ちしないのだそうだ。
孟宗竹の後、5月の初旬から中旬くらいに出る。
真竹はその後だが、入手は難しい。
どちらもアク抜きの必要がなく、そのまま煮て食べられます。
早生の枇杷は高いですが、破竹のタケノコはそれ程では有りません。
ついでの土産にピッタリです。珍しいし、大変喜ばれます。

※写真で黒く見えるのが真竹、紫色が破竹です。
時期外れですが、来年狙って下さい!