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「全くこの性能で、この価格、信じられない!」
嘗てのTVコマーシャル。今思えば、「秋山庄太郎」さんだ。
女性写真家として、あれほど女性を美しく撮った写真家は居ないだろう。
南房総にお祖父さんが居て、機会ある度に保田に来ていたらしい。

その秋山さんとは、宣伝以外殆んど関係のない「ペトリFTE」である。
典型的な大衆機で、ニコン・キャノン党からは「何だ、ペトリじゃねえか!」て
馬鹿にされた。
そのペトリの中でも、高級機や人気機種もある。
でも、これは安くて写せる一眼レフ。只のペトリなのだ。

古くはあるが壊れていない。意外と確りしている。
レンズのマウントがスピゴットマウントでキャノンと同じ。
シャッターボタンが、ボディ前方にあり、斜めに押し込む。
これは、縦位置でも不自然さが無く元祖「コンタックスS」と同じである。

特筆すべきものは無いが、一時代を生き抜いた夢の文化。
そんなことを感じることも出来る。懐かしいカメラだ。

一つだけプレゼント!
秋山庄太郎さんは、ファインダーを左目でのぞきます。
気付きませんが、左目のぞきタイプに名人が結構居ます。