長引く不況の影響か、優秀な生徒が公立高校にゾクゾクと入学志願する時代になっている。
しかし、本命だけを受験し、そこに受かるのは並大抵ではない。
殆んどの場合、まず併願私立高校を受け、進学の補償をとって本命受験をする。
多額の費用が掛かるし、実際クラスで2~3名の貧乏くじがある。
その場合でも、若干の2次募集がある。でも、そこまで引っ張るのはお勧めできない。

公立高校受験の目安は、合格圏85%以内。その外に居る15%と不合格になる数%はピンチ。
学校の進路指導とか、ダメな塾ならその範囲での受験しかしたがらない。
塾としては、学校でダメといわれた高校にズバリと入れてこそが醍醐味なのだ。
それはさておき、併願についての参考になれば幸いである。

(1)専願受験からみて、成績が2~3段階以上厳しい。(ラインは極秘事項)
(2)公立高校合格まで入学金待ちに拘らない。(車の任意保険と思って)
(3)仮に入学することになっても、成績上位を狙う覚悟をする。
(4)女子は圧倒的に得。共学に拘らず「女子校」を狙うのも賢い選択肢。
(5)迷った場合、父母にその学校の進路相談窓口に電話してもらう。
※その際、2年3年時の成績控えがないと話しにならない。
出席について、欠席がトータル30日未満でないといけません。

以上は公立高校を第一志望とする場合である。

もし、私立・公立を悩む場合は100%私立を選んで下さい。
過去、失敗は有りません。