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ついに来た。和歌山の幻の柿「紀ノ川柿」
20年ほど前、母親が柿をパクパクと買ってきては食べていた。

「何で、柿ばっか食ってんだ」と言うと、
「最近の柿は美味しくない。食べても食べても、食べた気がしない」
どうも、歯ごたえや独特のコクが物足りないらしい。

そんな母が、新聞の片隅を見て「これ頼んでみようかしら?」
いんじゃないと、うわの空で答えたが、来てビックリ。
何と美しい鮮やかな朱色。惚れ惚れする。
切って、中を見てまたビックリ。何だこれは!通称ゴマ。黒く見えるほどだ。
食べるとこれが恐ろしく旨い。しかも種が無い。
歯ごたえ、コク、ほど良い上品な甘味。こんな柿があったのか!

翌年は、販売が無かった。翌々年も。関西方面の人に尋ねると「知らない」て言う。
女性なら、有吉佐和子さんの小説「紀ノ川」程度読んでいる筈なのに・・・。
直接、紀ノ川農協に頼むか。そんな中、歳月が過ぎていった。
数年前、インターネットだ。見つけたぞ!

注文したとき、「この柿をご存知ですか?限られた市場にしか出していません」
木になっている時に、1つ1つ袋がけして渋を抜きます。
熟練の技と手間がかかり、多くを産出できないのです。

オオクワガタを飼育する人なら誰でも知る。「G-pot」と言う高級な菌糸ビンがあります。
「かつらぎ町」正に紀ノ川柿の産地です。
このブログを見た方→あと1週間でなくなります。

高級なデパ地下かフルーツ店にあるかも知れません。
一度試しに食べて下さい。
多分、値段に驚くかもしれません。1個800円位が相場です。
豊作なら安く、不作なら有りません。