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最近のデジタル化には、感心するのみです。
実用性を追求するだけなら最高の道具である。

でも、真の意味で写真が上手に成りたい。そんな人の相談を受けることもある。
思い切って、古いフィルムカメラを勧めても、かなり高くなってしまう。
ヘソが曲がっているのか、30年前のマニュアルフォーカスを使う様になった。

一つには、何処にピントを持ってくるか。
もう一つには、ボケの美しさで差を出したい。

女性ポートレートは得意の分野だが、最近は肖像権の問題が有り簡単に載せられない。
そこで、またまた我家の猫になってしまう。
これは、「キュー」ちゃんと言う普通の猫。
もう一匹のアメショーの方が器量が良いと思うのだが猫の世界では異なるようだ。
外から、こいつを一目見たオスは、絶対に何度もやって来る。

それはともかく「眠い写真」で申し訳ない。
注目して欲しいのは、ボケ方である。
芯があるくせに、非常に柔らかい表現になる。これがデジカメでは難しい。
勿論、偶然ではなく距離と絞りを計算してボカしているのだ。

デジカメで最もフィルムに近いのはオリンパスだと思う。
遠近の感じが好みなのだ。でも、ボケが小さくなりすぎてしまいます。