進学の進路相談で良くある質問です。
高校進学なら90%以上が普通科ということになりますが、問題は進学後のことも含め相談されます。
実際に進学してから、様子を見ても遅くないと逃げる教師も居る。
私の場合、中学受験も担当していたのでそうも行かない。
中高一貫校の場合、大学狙いが親の希望である。
やはり、理科系に強い学校や文科系に優れた学校が存在する。

しかし、その時々の試験の偏差値では見極められないのだ。
その子自体の適正や環境も大きい。
また、理系適正がある子が文科系に進学して成功する例もかなりある。

学習塾での指導責任は重い。進学後も各学校で出身塾の成績が管理されているのだ。
自分なりの見極め方を公開しましょう。
非常に簡単です。

生物に興味があるか無いかである。
注意したいのは、理科の成績が高いか低いかではない。
もっと分り易く言えば、「むし好き?ハナ好き?」と聞けばよい。
他の子と比較する必要は無い。聞かなくても、注意していれば容易に分るのだ。

典型的な理系の見本は「医者」。園芸とか熱帯魚に興味を持っている人が多いでしょ。
入試で、数学の無い医学部は有りませんよね。
本来の適正を大きく伸ばしたのです。