さすがに壷は、普通の人には無理がある。
壷を人の姿に例えて、対話させ感じる様に鑑賞するそうです。
「金沢文庫」「ブリヂストン美術館」で数億円の壷を観ても、少しも分らない。

釣りに関しては、究極の意味が分るような気がします。
小学校の1・2年生の頃「鮒釣り」をしました。
海釣りの好きな叔父さんが居て、3・4年時に「ボート釣り」をしました。
正直その頃は、あまり夢中になれませんでした。
エサが気持ち悪いし、手や服が汚れる。思ったようにエサを喰わない。
巷で言われる理由かな…。

それが、中学2年生の時に完全に嵌ってしまった。
横浜の金沢と言う非常に恵まれた環境も大きかった。
よせば良いのに「防波堤の黒鯛釣り」を始めたのだ。

黒鯛を釣るのに1年の歳月がかかりました。
頭のシュミレーションでもOK。耳学問でも良いです。
釣りのマンガ、雑誌、ネット情報でもとにかく「1尾の黒鯛」を釣れば分ります。
どれ程、口先で立派なことを云い時間やお金があっても無理です。
魚に肩書きや世襲は通用しません。
それも釣りの素晴らしさです。