中々面白かったです。
これまでのフロムゲーとは異なる『弾き』に重きを置いたゲームで、新鮮な死にゲーというのを感じ取れて楽しく遊べました。
一番苦戦したのがうわばみの重蔵で、まだ序盤で弾きや体感ゲージの仕様というのを掴んでおらず、ディレイやフェイント、独特な攻撃モーションに苦戦し、更に雑魚が周りに大勢いるせいでかなり苦しみました。およそ3時間の末にようやく撃破。
ただ、ボス戦に時間を要したのはそれくらいで、他は結構短い時間で倒せました。
まぼろしお蝶、弦一郎、過去の義父が一時間程度、
大忍び梟、怨嗟の鬼が3回のトライで撃破、
獅子猿、首無し獅子猿、破戒僧、宮の破戒僧は初見撃破、
強敵と評判の一心は二回目で倒せました。
なぜ一心を二回だけで倒せたかというと、ひたすら走り回って、飛び掛かり攻撃からの追撃後の隙を斬ってまた逃げ回るというチクチク戦法でやりました。一戦30分かかったという。
実は一心に限らず、梟や獅子猿等もこの戦い方で撃破しました。
いや、もちろん弾きを中心に戦うべきなのは分かっているし、自分も当初はそれで戦おうと思っていたのですが、
まず敵の攻撃パターンを見よう
↓
敵の攻撃が終わった、この後に隙があるから攻撃してみよう
↓
すぐさま退避、もう一回攻撃を見よう
↓
終わった隙に攻撃しよう
↓
あれ、ずっとこれ繰り返せばよくね?
みたいな風に自然となってしまうんですよね。勿論推奨されてるプレイングではない事は重々承知の上です。
多分この半年間デモンズソウル、ダークソウル、ブラッドボーンを立て続けに遊んでいたお蔭で、ヒットアンドアウェイ戦法が一番確実かつ安全という思い込みが染み込んでしまったんだと思います。
絶対遊び方間違っているだろうなと思いながらのクリアとなりました。クリアタイムは35時間です。
一番好きなボスは宮の破戒僧ですね。戦いの場、ボスの手応え、BGM全てがぶっ刺さりました。結構頻繁に再戦するほどお気に入りです。
ストーリーも分かりやすいのが良かったですね。ボスを倒したらその都度他の配信を見たりしたのですが、偶然エンディングの分岐条件が分かったので、初回は人返りエンドでした。
とても面白いゲームでしたので、是非ともトロコンまで遊んで、鬼畜な連戦とかもやってみたいと心の底から思いました。
ただ、内部でPS4の仕様のままゲームが動いているせいか、遊んでいるのにロードが長いんですよね…。そこの欠点だけが悔やまれます。
余談ですが、弦一郎を倒したあたりでボタン設定を変えてました。デフォルトのままだとどうにもやり辛かったので。
〇 → 攻撃
R1 → ステップ、ダッシュ
△ → アクション
□ → アイテム使用
↑ → 盗み聞き
→ → 忍具切り替え
↓ → アイテム切り替え
← → 割り当て無し
アイテムの使用周りは従来のフロムゲーと同じようにしました。
十字キー二つでアイテムを左右に切り替えるって、スロット5つだし別にいらないなあということで、こっちに変えるといつもの操作感になってやりやすくなりました。
R1と〇で攻撃とステップを入れ替えた形ですが、デフォルトのままだとダッシュしながら親指で右スティックを触れず、カメラが動かせないんですよね。これまでのフロムゲーではそこまで気にしてはいないのですが、SEKIROはプレイヤーが素早く動かせる為にどうしても不便に感じました。
いつものフロムゲーでR1による攻撃ができないのは違和感があるかと思いましたが、案外すんなり操作できるようになりました。割と他のゲームでもR1で回避や、〇で攻撃というのは珍しくないので、これは変えて正解だったかなと思います。