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ハッシュタグのランキングの上位に「RSウイルス感染症」があがってきます。

 

このブログを始めたのは備忘録と、不安な人がたどり着いたときに少しでも参考になればと思って始めました。(りょうちゃんは亡くなっちゃったので不安にさせたら申し訳ない)

 

 なので自分なりにまとめてみます。




RSウイルス感染症は

ウイルスに感染してから症状が出現するまでの潜伏期間は約4日間です。感染の初期には、鼻水やのどの痛みがみられ、その1〜3日後に咳がでるようになります。成人や学童期の子どもであれば、これらの症状は数日の経過で「風邪」として治癒します。

しかし、乳児や心臓・肺の病気を持つ子ども、ダウン症の子ども、早産児、免疫不全の子どもなどがRSウイルスに感染すると、さらに症状が進行し重症化する危険性があります。

風邪症状が数日間続いた後、肺に近い気道である細気管支に炎症がおよぶと、呼吸の状態が悪化してゼイゼイと音が聞こえるようになります。乳児の場合、哺乳量が低下したり、肋骨と肋骨の間がへこむ呼吸がみられたりすることもあります。これらの症状は1週間程度をピークとして回復傾向に向かいます。しかし、RSウイルス感染症の後に気道が過敏になり、風邪をひくたびにゼイゼイすること(喘鳴(ぜんめい))を繰り返すようになることもあります。

生後1か月までの子どもがRSウイルスにかかった場合は、典型的な呼吸器の症状ではなく、息を止めて唇が紫色になるような「無呼吸発作」がみられる場合が多いです。無呼吸発作とは、その言葉から想像されるように呼吸を止めてしまうことであり、突然死を引き起こすこともあるほど危険な状態です。

メディカルノートより

 

 

うちは正しくRSウイルス感染症が直接的な死因です。死亡診断書にもそう書かれています。


時は遡り、

 

りょうちゃんは生まれて10日後に大動脈縮窄症の再建手術と心室中隔欠損症の手術を行った後、退院の話が上がるころにこのRSウイルス感染症を予防するため「シナジスを打つかどうか」を主治医から言われていました。

 

シナジスはRSウイルスに対する特異的抗体で、RSウイルスが体内で増殖することを防ぐことにより、RSウイルス感染による重篤な下気道疾患の発症を抑制します。

 

このシナジスは予防接種とはなっておらず、該当者のみが補助の対象となるがそれ以外は自費。

 

自費も余裕で出せる金額ではなく、新車が買える金額という、、、ゲロー

 


(静岡県富士保健所より)

 

 

りょうちゃんは「先天性心疾患」なんだけれども、手術がうまく言ったおかげで『3)正常化したら異常なし』に該当すると主治医は悩んでいた。

基準に照らし合わせれば打つ必要はないが、りょうちゃんは手術前の制限等で体重が2kgちょっとしかなく、どう考えても感染症に打ち勝つ力はなさそうだった。

私達は予防のためにも打ってほしいとお願いしていたこともあり、「今年度いっぱいですね」という限定で打つことになった。

 

ただ入院中は打てない(正確でなくてすみません。そういう認識でいましたが、なぜかその後2月28日の入院中に打っている、、、)ということで、10月末に退院するときに第1回目を注射しました。その時が生後2か月。

 

筋肉注射なので、かなり痛い、、、

 

頑張ったねりょうちゃん。

 


そのときいただいた冊子。

 

可愛い冊子の中に、注射の履歴が書けるようになっていて、母子手帳の予防接種の欄とほぼ一緒だった。

 


 

その後は何度も入院したことで、りょうちゃんは何度もシナジスわ打つ機会を逃していった。


結果的に打てたのは3回だった。



 

続きます。