再びトライアル週がやってきました。3週間のトレーニングの成果が試されるこの週は、若干緊張感があります。トライアル自体がかなりの負荷になるので少し憂鬱ですし。前回の20,000mTTの後は2日くらい歩くのが辛くて仕方がなかったからなぁ・・・

月:休み
火:70分 HR65%
水:70分 HR65%
木:2,000m T.T.
金:6,000m T.T.
土:20,000m T.T.
日:休み

日曜は福岡に遊びに行くので練習はお休みです。記録を更新して気分良く行けるといいんだけど・・・
今までトレーニングメニューは紹介してきましたが、メニューの目的そのものについては何も触れていなかったので折に触れて解説していこうと思います。

まずは私の行っているメニューのベースとなるメニューである 70min HR70% です。

このトレーニングの目的は、有酸素能力を向上させることです。ロウイングのレース距離は2000mですが、レース中に必要となるエネルギーの大部分は酸素を利用した機構によって生み出されています。即ち、レース中により多くのエネルギーを発揮するには有酸素能力の向上が不可欠です。

また、70min のメニューではストロークレートが20~22の間となり、レースレートである30以上と比較すると低いレートでのトレーニングになります。ロウイングは道具を使うスポーツという側面が非常に強く、技術の向上は早くなるためには不可欠な要素です。低いレートのほうが技術的課題により集中でき、高いレートよりも技術の向上が望めます。低いレートでできない技術は、高いレートでは当然できませんしね。

つまり、70min HR70% でターゲットとしている効果は以下の2つになります。

・有酸素能力の向上
・ロウイング技術の向上

この2つはレーススピードに直結してくるため、私は 70min のトレーニングをベースのメニューとしています。
先週の日曜日に何の因果かデッサンを教わりました。

一つの対象をじっと見つめて、できる限りそっくりに描く、中学や高校の美術の時間にやったアレです。

何故デッサンを教わることになったかというと。私がコーチをしているボート部の監督がデッサンに興味を持ったことがきっかけ。たまたま私の選手時代の同期が芸大に通っていることもあり、彼の知り合いの芸大生に先生役をやってもらうことになりました。

正直、絵ってあまり得意でないし、描くのはそんなに好きでもなかったので余り乗り気ではなかったのですが・・・

実際にやってみると、これがまた面白い!2時間があっという間に過ぎてしまいました。

今回は初回ということで、林檎を題材に練習しました。なんでも林檎はデッサンをする上で重要な要素をたくさん持っているモチーフで、よく練習用として使われるらしいです。

未だかつて2時間も続けて林檎を見つめるということはありませんでしたが、今回デッサンをやってみて、いかに自分が林檎のことをわかっていなかったがよくわかりました。実は球形ではなくて五角形なんだとか。意外とぼこぼこしているんだとか。輪郭をはっきりと描かないほうがいいという技術的なことも初めて知りましたね。

自分の眼の性能の低さがよくわかりました。視力云々ではなく、物体を認識する能力が低い。作品は一応完成したものの、実物を描いたというよりは、自分の中にある林檎のイメージを絵にしたような作品なんです。

来週も教えてもらえることになっているので、物を見る力をつけるためにも頑張ろうと思います。