世の中すっかり年末年始ムードですね。

一晩で姿を消したサンタと突如現れた門松に衝撃を隠せないまま数日を過ごしています。


チームHの目撃者公演も、昨日が今年最後でした!残すはカウントダウンのみで、気が抜けたのか、うっかり夜ふかしをしすぎた(一挙放送って見ちゃいますよね)からか、身体が全く動かない今です。


2023年自体の振り返りはまたハウステンボスへの行きがけあたりにしようと思いますが、特に公演はたくさん出た気がする一年でした。気がするだけなのかもしれないけど、体感はすごくたくさんの時間を過ごした気がします。


それはやっぱり、専用劇場が出来て過ごせるはじめての制限のほとんどない年であったり、チームが変わるに当たって焼き付けようとか、変わって景色が変わったことによるひとつひとつの実感度というか、記憶の濃度というかそういうものが大きかったのだと思います。


そんな締めくくりの昨日は、本当に最初から皆さんの声が大きくて本当に、本当にすごかったです。




ちょうど去年の今頃に動き始めたこのチームHは、平和だけど静かで、手探りで、立ち居振る舞いにも迷いが見えて、どんなチームになるのか、どんな公演になるのか、愛してもらえるのか、愛していけるのか、みんなが分かってないようなそんな感覚がありました。だけど少しずつ作られる新たな関係には確かな手応えがありました。光る微かな、でも確信のある予感を信じて開いた初日の幕。あの背筋がゾクっとするような感覚はいまだに忘れることがありません。





そこからこの一年のほとんどをたくさんの別れと、出会い、再会をみんなで味わいながら過ごしてきました。最初の不安なんてなんだったんだと思うくらい賑やかな、むしろ騒々しいくらいの日々を過ごしています。そしてなによりそこに加わった聞いたみなさんの声でようやく、この公演のあるべき姿がはっきりとつくられ、昨日、摩天楼の距離の大サビでみなさんの声を浴びながら、自分の体にみなぎる力を感じた時、この一年頑張ってよかったなあって思ったんです。そしてそれでようやく、私って今年頑張ってたんだなあと気づいた時、うっかり涙が出そうでした。


とはいえ始まって一年。

年が明けるとまた新たな出会いがあります。

そして初めて16人のチームHという形になり、基本はこの16人での公演になります。今から楽しみで楽しみで仕方なくて、もう聞き飽きたよ!って感じかもしれないですが、本当に楽しみ。


ぜひみなさんも楽しみに、新年を待ってていただけたら、と思ったけどきっと楽しみにしているでしょう。一緒に楽しみに年越しましょう!!


きっとまた別れもあるかと思います。

今年新鮮に感じてきたものたちは日常となり、ふと忘れてしまうこともあるかもしれません。

変わり映えしないように映ることもあるかもしれません。

でも出会いがあるように、

また新たな私たちとの出会いや、思いがけないいろんなこと、みんなで過ごすことで生まれるちいさな奇跡もきっと待っていると思います。


来年もチームHをよろしくお願いします。







その前に今日は大きな別れがありますね。

最後に立つステージがあるから正直いまいち実感できていなくて、だけど、たぶん今日で一気にその重さを知る。そうわかってるのにまだ覚悟だけついていなくて、夜が来るのが怖いけど、いい日になることだけを願っていようと思います。


ではまた。