こんにちは

金曜日、いかがお過ごしでしょうか?


私はMV撮影、公演、マラソン、リハ、生誕祭、フェス、ルヴァン優勝、そしてその隙間に入り込む隙間には入らないような様々を終えた途端、今度こそ本当にできた隙間に入り込んだ風邪にやられております。仕方ないですよね、こんなに暑いかと思えば正気を取り戻したように急に11月めいた顔されて……不可抗力です。幸い、流行りのものではなかったですが、いろいろなものが流行っているみたいですから、皆様もお気をつけくださいね。


そんなわけで早くも一週間が経ってしまった生誕祭を振り返ろうと思います。




いつも生誕祭の時は、はじめての生誕祭を思い出します。手をつなぎながら公演で迎えたその日、はじめてセンターポジションをしました。手つなは後ろを向いて始まるので、いつものところを見て いない!ってなってるかなあ、とか、センターって気づいてくれるかなあ、気づいたら喜んでくれるんだろうなあ、とか思っていたこと、鮮明に覚えています。そんなことばかりを覚えているんですが、皆さんの声に起こされるように目を覚まして映る緑はそのお返しをもらったような感じがしました。


自分で言うのもなんですが、かつての豊永のファンの皆さんって熱狂!!!みたいな感じだったんですよ。熱!!!!圧!!!!みたいな、勢い!!!!!みたいな。

だけど長い時間が経って、私もたくさんの経験をして、落ち着く場所に落ち着いてきてという中で、みなさんの視線はどんどんあたたかいものになってきて、その心地よさに私はいつも包まれていて、ありがたいことに道中でもたくさんの方が付いてきてくれるようになりました。例えるなら、昔はカラフルな同じ花がぎゅっと固まって咲いてた華やかさがあった気がするんですが、今は広いところに、違う花がそれぞれカラフルに咲いているみたいな感覚で。


でもその花たちを花束にしてもらえるのが生誕祭な気がします。それに呼応するように私も張り切ってしまうわけですが、今年はなんだかとってもとっても緊張したなあ。なかなか主役になるところを見せられていないと思うので、この日くらいはとみなさんに良いところを見せたくて、ユニットも新しくしちゃったし、セリフも言っちゃうし、スピーチもちゃんと考えられてないしで、どきどきと。でもそれを自覚しながら、おもしろいな!と思えるくらいには、私も強くなりました。昨日DMM見返したんですけどね、我ながらいい顔してたと思います。やっぱり私は、みんなに愛されてる時の自分の顔がとても好き。



と同時に、やっぱりいま大切にしているもののことも、自分がいいと思ってるところ、まだまだ新たな可能性があること、楽しくしてくれる信頼、せっかくなら伝えたくて、豪華盛りなユニットをみんなにお願いしました。


雰囲気のある曲と衣装が同じ湿度で似合う、さえちゃんとゆえるとりのでの腕を組んで。ゆえるとりのに髪のおそろいもお願いしたりして〜。私って天才だなと思いました。パワーバランスが最高すぎたね。


アクセルは、はじめて公演来れる!って方もきっといるよなあ、楽しみにしてくれてるよなあ、グッズも出したしなあ、と思ったものの、私のファンの方ならきっと許してくれると思って炎上とを取りました!!!ごめんね!!!

でももともと、もっと他のメンバーもアクセルして、今日は誰かなあって楽しみにしてほしいなと思っていたこともあって、するならこの日かなあって。なにより私がずっとひじりのアクセルが見たくて。だって絶対似合うもん!

私のファンの皆さんならきっと即座に大きなコールしてくれるだろうという信頼もあったので、炎上から捌ける時、みなさんの一瞬のどよめきからの盛大なコールににやにやしました。最高だねみんなはほんとに。ひじりも案の定似合ってたし最高でした。悔しいことをちゃんと飲み込んで次に繋げられる人なので、これからも楽しみだなあ。




そしてサボテンは、正直MCばかりを想像して決めました。ゆかちゃんのも聴きたかったし一緒に歌いたかったので迷ったんですけど、あの曲もあのタイミングでのMCも似合いすぎるから……。私はゆかちのMCが大好きなんだけど、りのと話すのは懐かしくて見たかったし、他はあんまり見たことない組み合わせにしたいなと思って、みーちゃんとかゆうなちゃんとかいぶとか、あんまイメージがないからおもしろそうだったし、そうなってくるとあいちーとゆかちのシンメ見たいな?!と思って、いぶにわざわざ新ポジ覚えてもらって、ああしてみました。おもろかったなあ〜〜


私は音々と炎上路線、いもとななかれいあとの向こう側をしました。

言われるまで、毎年のように音々としてることも、毎年後輩を選んでることも気付きませんでした。自分の思考回路はそうそう変わるものじゃないですね……()43人で腕とかも考えたけど、解釈違いなので即座にやめました。


でも意外と音々と二人きりで何かするのって多分はじめてで、しかもいつもはねねちゃんの方が余裕があることが多いので、まあ任せなよ的な気持ちでいられるのもおもしろかったです。友達って言ったけど、相棒って感じ。言葉に出すとちょっと間抜けで言わなかったけど。やっぱりリミッターを完全に外せるのはねねの隣しかないなあと思います。




は本当に好きな歌で、一緒に歌うことに意味があるなあと思うメンバーと歌いました。同じ月日を過ごして、またいま形が少し変わったいも。私は地味にそれがいまたのしいし、この曲のいもが好きだから一緒に歌いたくて。そして私たちはよく昔とか、前はとか言ってしまうけど、二人が知ってるチームはここしかなくて、そんな二人にとっては(そしてこれから増えるであろう誰かにとっても)一番の居場所でありたいなあとずっと思っているので、歌詞の本来の意味とは違うけど、順番で言うと2人はこれからきっと別れを多く経験するだろうけど、今確かにあるあたたかさのある曲を歌いたくて。




そんな思いを込めてみました〜〜

今回で全制覇!これでこれからの公演をますます楽しみにしていただけるのではないかなあ〜〜と思います!!

にしてもゆかちと音々、本当に目撃者解釈一致すぎて最高でした。ゆかちゃんの生誕祭でチームHアンダーデビューしたので、それもなんか嬉しかったです!安心感すごかった。またすぐきておくれ。




そしてハッピーバースデーの歌から始まった生誕祭。実はこれが一番泣きそうでした。思えば今年は聞いてなかったから。とってもとってもうれしかったです。


司会はれいあちゃん!

れいあちゃんが少しずつ年相応の笑顔を見せてくれるようになったのが嬉しいので、緊張してるのみたらなんだかすごくにやにやしちゃった。余は満足、という感じです。最後の言葉もとっても嬉しかった。うまく言えなかったと言ってたけど、ちゃんと全部伝わってるよ。ありがとうねえ



質問の紙はいくのが描いてくれたねえ〜

妹でもペットでもなくて、いくのはいくのなんだよなあ。距離感的には姪っ子みたいな感じというか、近所の子というか。私にとってのそういう存在の大きさを分かっている方にはどういうことが伝わると思いますが、そういうことなのです。



お姉ちゃんにはひいろを選んだけど、話すとそれこそ妹みたいだったりするのが面白いところ。純粋に目撃者のひいろのパフォーマンスが本当に好きだから、もっともっとたくさん出てくれー!!という気持ちで、今回もお願いしました。


生誕で触れるタイミングなかったけど、前座もね、なんだか慕ってくれているような気がするしぶかれんと、まだ!まだ!!!掴みどころのないふじここ!にお願いしたのです。みんなかわいい後輩だから本当に迷いました。


そしてお手紙はさえちゃんからでした。

私はたぶん、人から信頼されていることとかは自信が持てるんだけど、想われているということに関して、浮かれないように、痛い目を見ないように、極端に鈍くしているところがあると思うんです。疑ってしまうというか。自分がされたら悲しいのにね、性分というか。


だから、正直本当に驚きました。さえちゃんのやさしさはさえちゃんがやさしいからだと思っていたから、そんなにまで想ってくれていたこと。嬉しくて、くすぐったくて、でも嬉しかった。さえちゃんに言われることに意味がある言葉ばかりで、本当に何度もあの手紙のシーンを見返しています。それこそ、最初の生誕ではこんな未来が来るなんて思ってもみなかったし、多分これからも私たちの関係はどんどん変わっていくんだろうなと思うと、一緒にいられる時間を出来るだけ大切にしていきたいです。(ちなみに差出人を仕組んだのは地頭江音々だそうで、それもまた、おまえ〜〜〜〜〜〜という気持ち)



他にもメールやMCやツイートで、自分が思いの外愛されていて、想われていて、ちゃんと築けていたんだと気付かされることばかりでした。いまさらだけど。


スピーチでも言ったけれど、

23歳は見送ったり失ったりの繰り返しで、それでも立ち続けていないといけないこと、対応しなければいけない変化が多すぎて、ずっとへとへとで、元気がなかった気がするけど、それでも頑張れたこと、頑張ったことがたくさんあって、それでも受け入れてくれる、許せていない自分ごとそう思うならそれでいいと思うよと見守っていてくれるみなさんに委ねられるようになったような気がして、それはそれでよかったのかなと、そう思えるようになりました。


そしてスピーチで言い損ねたけど、最近は、後輩の中での自分というものが、誰かの系譜ではなくて私なんだなと思うことが増えて。思えば6期生からみた私は、私と1期生さんよりも離れているんですよね。ずっと誰かの影を追いかけて、受け継ぐ結び目としての役割に必死だったけど、今さらかもしれないし、外から見たらどう見えているのか分からないけど、なんかやっと、私は私として存在できてるんだなと思えてきたというか、この子たちの中では私は先輩なんだな、みたいなことをこの間のMVの時に思ったんです。うまく伝わるかわからないけど、やっと認められたというか。だから頑張ろうと思えたんですね。

今まで私が人にかけてきた言葉はもしかしたら自分が一番必要だったのかもしれません。


そしてチームHという大切な場所を、耕せている今がとてもたのしい。耕してるけど、確かにあの頃と同じ土地だと感じられる。それは私があの頃をちゃんと知ってるからだと、どちらの時代も肯定できるようになってきました。大変なことも思ったのとは違うところで確かにあるけど、みんなが好きでいてくれたり、楽しいといってくれたりする場所で本当によかったな。

だけどまだまだ、みんなが存分に輝ける場所にしたいです。そのためには私だけの力じゃどうにもならないし、むしろ、私の影が薄くなればなるほどいいんだと思います。

でも今回の生誕で分かったことは、思ってるよりもみんなチームHのこと好きでいてくれてること。ファンの皆さんだけじゃなく、メンバーも、知ってたけど多分思ってる以上に。だから、今は間違ってないと思う。


そんなわけで24歳は、本当の意味で周りを信じたり頼ったり出来るようになりたいです。できるだけ……()

私は私のことを愛しているけれど、きっと同じように私のことを愛してくれている人がいるということ、そして、そのあとに続く「だけど、」という呪いを解いてあげられるような一年になればいいなと思います。


そしてそんな私がするからこそ意味があるようなこと、前例とか慣例とかを跳ね除けて新しい挑戦をしていけたらなと思います。私はどうやら新鮮なものを吸い続けてないと疲弊してしまうようなので。といっても何も決まってないけど!!でもそれがきっと、挑戦することへのハードルを下げたり、グループが新しい場所に行けるきっかけになると思うから。適材適所として、私はその役割を務めていたいな。


というわけで、長くなってしまった生誕祭の振り返りも終わり!!読んでくださった皆様、どうもありがとう。そして、素敵な生誕祭を本当にありがとうね。





次からはまいちゃんも帰ってきます!!!チームHがやっと揃います。これからどんな化学変化が生まれるのか、また楽しみです!!!