こんにちは!大阪にいました!

昨日一昨日は明明後日に迫ったファイナリストLIVEのリハでした。生バンドでこれ歌えるのも、聴けるのも、本当に贅沢だ……の気持ちと、えええ!!!!歌えますかねえ?!?!の気持ちとの2日間でしたが楽しみです!!


そして今はOSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVALの帰り道。屋内ながらあっつあつのだっくだくになりましたねー!!!あれだけ大きなフェスで、アイドルという他の方々とは違う畑から乗り込んできたわけですが、初めましての方も楽しんでくださっている様子が見えて、とってもとっても嬉しかったです……!!!


土日はイベント続き。フェスの夏がきたというのに、この間からあおちゃんがいません。

少しずつ少しずつそういうのが増えて、でも不安よりも寂しさが勝ってきて、ちょっとずつ慣れさせてもらってきたんだなあと思います。


明日が卒業公演なので、まだなんだか不思議な感じがします。でもあの日の、始まる前の真っ青な客席。想いのすべてを込めたようなコール。ライブをするあおいちゃんは最後だという事実がそれに詰まっていて、そしてやり残したことを全部やり尽くすんだという意志を感じるセットリストに演出も、この長い時間をメンバーやスタッフさん、そしてファンの方と一緒に歩いてきたあおちゃんにしかできなかったものでした。





その最たるものは、最初のダンス曲メドレー。すべてあおちゃんの作った振り付けで、しかもそれぞれのメンバーに合う曲になってて、振り入れは楽しかったし、リハは他のメンバーを見るのが楽しかった。この子こんな踊り方するんだなとか、こういう動きが上手いなとか、上手くなったなとか、私たちですら再発見がたくさんあったんだから、きっと皆さんにはもっと届いたのではないでしょうか。時に涙を流しながらも必死についていくみんなが、あおちゃんが残したかったものなんだなあと眩しくて、私も必死になりました。




私はNGT48の空き缶パンクのメンバーだったんだけど、一番メンバーが少なくて、それはパワーを持ってるメンバーだからなんだって。そう言ってもらってからのパフォーマンスはより一層力が入りました。メンバーみんな、じゃなくて、メンバーひとりひとりと向き合い続けてきたあおちゃんにしかできないことだったなあ。かっこいい




あおちゃんは過去との距離感が本当にうまいなと思います。

すべてを知っているのに、常に今にいる。昔はこうだったを教えてくれることはあっても、懐かしんで居座ることはないように見える。でもそれはなにかを置いてけぼりにしているわけではなく大切に宝箱に入れてあって、その証拠が一緒に踊る時に「これはこのイベントの時にした曲でね」とかいう、ふとした瞬間の言葉。それぞれのチーム、それぞれの期と送る曲にはそういうあおちゃんの、逞しさと輝きが詰まっていました。


チームHでは回遊魚のキャパシティを踊りました。私がアンダーデビューした本村チームK4の最終ベルが鳴る公演。その中でもあおちゃんのイメージの強いこの曲を、頼もしくて似合うチームHで一緒に踊れたのが本当に嬉しかったな。




4期生はギンガムチェックを一緒に踊りました。



私たちにとっても楽しい楽しい時間だったなあ。ああいう細かい振りが苦手で、昔ならここちゃんとやってよ!やろうよ!ってなってたかもしれないけど、みんなで右!左!足!とか声出しながら覚えて、「とにかく元気にやろう!!!」と言いながらゲラゲラと笑って覚えてる時間は、なんとも私たちらしかったなあ。


そういう同期との時間をあおちゃんも過ごしてきたのかなあ。

怒涛の卒業生さんとのブロック。

豪華だったなあ。


前の日に卒業生さんとのリハーサルがあって、1期生さんが集まるだけであの頃の空気になって、私の育ったHKT48の空間があって、この2日間はきっと最後のそんな機会だと存分に甘えたり、隣にいったりしてました。



久しぶりに会うわけでもないまどちゃんにまどちゃん!!!と感動の再会風挨拶をしたり、みなちゃんに写真撮ってもらったり、久しぶりに会うまいこにうぇ〜いって言われたり、無駄になっちゃんの横にいて、なに?!好きなの?!って聞かれて好きだよ?!と返したり(でもオープニングMCの確認に追われてたら「そこだけ私出てあげようか?」って言われた。かわいいね?)





でもその中心にいるあおちゃんは、確実に卒業の手前にいるのに、同期といる顔なのに、ちゃんと「現役」で、それもあおちゃんだなあって思ったんです。手つなって本当にいい曲だなあ。みんなが迎えにきたんだなあ。でも、あおちゃんはぎりぎりまでここにいてくれているんだなあ。そんな姿を袖で後輩がみんな見ていました。

そして、そんな卒業生の皆さんとも歌った君と虹と太陽とは、もうきっとステージでは見ることのない背中の並びと、幾度も見てきたメッセージを伝える姿を焼き付けるのに必死でした。


みんなに愛されて、みんながありがとうって思っていて、そしてあおちゃんの好きなところは、ちゃんとそれを分かっているところ。




たくさんのものを伝えながら、残しながら、そして時に気にさせないようにしながら守ってきてくれたあおちゃん。

12秒を歌いながら、あおちゃんの歌だと思ったんです。HKT48は今まであおちゃんが守ってきたものなんだなあって。もちろん今までここにいたみんながそうなんだけど、あおちゃんの中ではきっとそうだったんだなあってわかった瞬間が一番胸がきゅっとなって。ひこうき雲はだからもうだめだったなあ。


私は自分の気持ちっていうものが意外とわからなくて、ああいう場所で想いが伝わる言葉を吐くことは上手くないんですね。正直なところあおちゃんがこんなに時間をかけて余すことなく教えてくれたものを、すべて受け取れているのかなって、即答できるほどの自信はないけど、でもね、不安じゃないんです。


だってあおちゃんが信じてくれた。

だって、あおちゃんが大丈夫だって言ってくれた。それへの答えは、お昼に少し掴めたと思ったんです。あおちゃんにとってもそうだったらいいな。


と、しんみり終わるかと思いきや、最後の野蛮!!!あれで終わるなんてねえ!?!?


後にも先にもあおちゃんにしかできないラストでしたね。かっこよかったなーー!!!!


かっこよかったのだけど……


リハが始まって、あおちゃんが作った振りを踊るオープニングのメンバーが踊るはずだったんだけど、盛大に盛り上げたいと言うことで普通の振りを今までにやったことある人が踊ることになったんだけど、そのほとんどがオープニングメンバーで、


その同期。


という謎の発端で、まりあちゃんと私たち4期生が選ばれてしまい、怒涛の野蛮レッスンでした。自分で言うことじゃないけど4期がこんなに踊ることないんじゃない?!?!と思いながら、でも最後を飾るためにもう、最後が一番緊張でしたね。また逞しくなったよあおちゃん。




あおちゃんは終わりが近づくにつれ、ことあるごとに「これまでに囚われずに新しいHKT48を作ってください」と言っていて、その意味が本当の意味でよく分かるようになってきて、だけど最後に、「これからも仲のいいHKT48でいてください」という言葉をくれました。


変わることも変わらないこと、変わらないといけない時もあると思うし、これまであおちゃんが教えてくれたことを守れない時や変えてしまうこともあるかもしれない。でも、その教えだけはきっと、これからの未来でもずっと残ります。大丈夫。だってあおちゃんたちがそうやって育ててくれたもん。その芯の意味までちゃんと、これからも絶対に残します。




この言葉が合っているのかはわからないけれど、最後の一期生さんがあおちゃんでよかった。


あおちゃんは私たちの唯一です。


明日がより輝く明日でありますように。




ではまた。