たくさんの気持ちが、最後は全部最高だった!!!!!!!!!!になった数日前。すぐに思い返して、あそこがよかった、あそこも好きだったって言いたいはずなのに、セットリストすら見返せないくらい、記憶のままを宝箱に入れたみたいな21日。

そんな感想を映画館で見守っていた知人に話すと、「これ以上何を発しても野暮になる感じ」と言われて、そうなんだよなあって。

パフォーマンスは確かに外に向いていてそれは痛いくらいに届いているのに、同時に10人の物語を息を呑んで見守っていたいような、それを汚したくないみたいな気持ちのまま今日まできました。


だけども、そう思った自分のこともちゃんと残しておきたいから、日記として書いておこうと思いました。やっとそう思えるようになりました。

でもそのやっとっていうのは、落ち込んでるとか、悲しいとかじゃなくて、もっとふわふわとしたどこか夢のような、地に足のつかない気持ちで。もっと心に穴が空いたようになるのかなと思ってたのに想像と違ういまの気持ちに、いまのアンジュルムの持つ未来へのパワーと、竹内朱莉さんが残したものの大きさを感じます。






スマイレージ2期オーディションが発表された時のことをすごく覚えています。HKT481期オーディションと同じ時期で、私はそっちに応募していて、えー!!!ってなったこと。でも中学生からかー!できなかったなー!なんて強がっていたすこし恥ずかしい思い出。

どんな子が入るのかなと祖父の部屋でYouTubeを必死に見ていたあの頃。当時はただただスマイレージが好きで、でもいまみたいにリアルタイムで情報が得られるわけではなかったし、動画を見ることぐらいしか知らなくて、だけど確かに熱中していました。


当時の私は前田憂佳さんが好きだったのだけれど、あまり実感の持てないまま卒業して、それでもスマイレージは好きで見ていて、そんな中ドットビキニのほんの一瞬で、"タケちゃん"に一目惚れをしてしまいました。いま思えば、オーディションの有頂天LOVEも一番好きだなあって思ったのはタケちゃんだったんだなあ。そこから私は竹内朱莉推しとしての人生を歩み始めたわけです。




横浜アリーナでのファイナルライブ。


この年月を思うと本当に本当にすごいことであるとともに、いまのアンジュルムを見ると嬉しさこそあれど驚きはないというか、納得ですよね。むしろまだまだ大きくても納得できるくらい、完全にアンジュルムの空間になっていました。誰目線?という感じですが……


本当に本当にかっこよかった。夢のような景色だったけど、全然夢じゃない。突然変異でもない。すべてがここに繋がってきて、そこにはいつも竹内朱莉さんがいたんだなと思うステージでした。


力強く書かれる愛の文字と共に始まったライブ。本当にひとつひとつ言いたい!!!!ってくらいちゃんと焼き付いていて、見て起こる感情だけじゃなくて思い出す景色や歴史がたくさんあって。


それでもやっぱり、アリーナで観るアンジュルムには大興奮で、もう最高で、一生を懸けてのコールをして、感傷もなくただただ楽しんでいたんだけれど、映像があって、橋迫軍団の煽りを受けて、ミステリーナイトが始まった瞬間、武道館が発表された時のプリーズミニスカポストウーマンを思い出して(衣装のイメージが強かったからかな)、あんなに泣いていた竹内朱莉さんの卒業を、横浜アリーナで迎えるんだ、本当にここまで連れてきてもらったんだと理解した瞬間に、今まで耐えてたなにかが切れたかのように涙が溢れてきました。


開演前、友人とカラオケに行ってDマガをみて号泣しながらも、でもライブで泣けないヲタクなんだけど私って泣くのかなあ、泣くとしたらどこで泣くんかなあ、って話してたんだけど(そして5分に一回「あーむりかも、もう帰ろうかな、行けないかも」って言ってた)ここだとは思わなかったな。


そして、まさかのアカペラから始まるタチアガール。ああもう。竹内さんにもらった日々は、自慢したいMy人生過ぎますよ、本当に。


からのメドレーが何人かに分かれてて、でも半分とかじゃなくて、なんの……えっ、えっ!!!6人?!?!?!いや、ヲタクの妄想か……?ってなって、しかも全部、わっっっかるってメンバーで構成されてて。百花繚乱の「ねぇ、先輩」の後輩感の溢れる竹内さんが大好きなんですけど、先輩としてのねぇ、先輩、もう本当にさあ………かと思えば、PMPWで、うわ、7……7人だ!!!!!!!となった瞬間のドーパミンたるや。歌割りもねえ……物語は続くんですよねえ。(それで言うと次々続々の上國料萌衣さんのセリフの当時と違う意味を持つそれにぐっときたし、その後ろで佐々木莉佳子さんが口にしてたが頼もしすぎて泣けた。し、その後の竹内さんの歌詞がずるい。というか次々続々の持つパワーってやっぱ異常。この曲の川村文乃さんもすっっっっごくかっこよかった。てかみんななんですけど)

そしてスキちゃんで死ぬ気で叫んで、大好き!!!!!ってなって。小学生の私に教えたいですよね、横アリでスキちゃん!!!!!って叫んでること。


からの交差点はもう。

松本わかなさんが歌った後に竹内さんがグーサインしてたこととか、伊勢鈴蘭さんが最初に崩れてしまったこととか、踊らないはずの振りを思わず一緒に踊ってたこととか、自分から主役になりにいくことのない竹内朱莉さんの主役の日だからこその、あのまるいかたちで完結していたあたたかな空間がそこにはありました。


だけど内側だけじゃなくて何度も何度も外周を歩いてくれて、余すことなく、誰も取りこぼすことなく、幸せを振り撒いてくれて、あのパレードはきっと一生忘れないなあ。学校の帰り道を見てるみたいな気持ちだった。その世界は自由で広くて、微笑ましくて。和田彩花さんのもと生まれた愛が、それぞれの形で表される、それが無理なくごく自然に存在していて、融合している今のアンジュルム、本当に最強だったな。


かと思えばさいっっっこうに格好いいアンジュルムのターンが来て、歌声もダンスも、度肝抜かれるくらいアップデートされてて、気合と気迫がびんびん伝わって、圧倒されました。

どこまで行くのアンジュルム、って思ったし、どこまで連れてってくれるのってわくわくしました。竹内朱莉さんが卒業したからと見なくなるとかいう考えが1ミリもなかったことに気づくわけです。それって本当にすごくて、難しいことだという実感もあるから、なおさら格好よかった。


あっという間にアンコールになって、今まで出したことないくらいのタケちゃんコールをした時にね、こんなにも思いを込めて誰かの名前を叫ぶことってあるだろうかと思ったんですね。ありがとうと、おめでとうと、大好きな気持ちと、いろんなものをこめて、届けという気持ちで叫んでて。だって、全部最後なんだもん。グループの中の竹内朱莉さんは。って思って。


不意になんていうか、うまく言えないけど、

ちゃんと好きだったんだなあ。

ちゃんとヲタクしてたんだなあ。

と思いました。


そのほとんどが画面の中の竹内朱莉さんだったけど、いろんなところに行ったり、いろんな応援が出来る人生に憧れていたけど、それでもそのときめきも思い出も愛も、本物だったんだと、やっと心から肯定できた気がしました。

そんな思いをずっとくれていたからこそ、私はまだ会ったことのない私のことを好きでいてくれている誰かのことを信じられるし、愛せるのだと思います。それを教えてくれたのも竹内朱莉さんなんだと改めて思ったわけです。



そこに出てきたドレス姿の竹内朱莉さんは、今までで一番美しくて。いろんな卒業メンバーを見るたびに、竹内さんの卒業の時はどんな姿なのかと想像してきたけれど、そのどれもを超える姿で。

赤と青と、それが交わるチェック柄。

その色の意味を纏えるのは、確かに竹内朱莉さんしかいないなあって思ったらもう、こんなに幸せなことないなって。


行かなくちゃを歌う竹内朱莉さんの笑顔は、きっと一生忘れないんだろうな。どの日の竹内朱莉さんにも届くように、見せてあげたいような景色になるようにと、必死にペンライトを振った時間のことも。


アイドルにしてくれてありがとうと仰ってましたが、ずっとそんなアイドルでいてくれてありがとうの気持ちでいっぱいなわけです。11年、ずっと好きでいられるってすごいことですよ。ずっと好きでいさせてもらえるのって本当に、幸せなヲタク人生だなって思うんです。本当に、どの時代のどの竹内朱莉さんもずっと好きだったなあ。でも、あの日の竹内朱莉さんがいちばん可愛くて、格好よくて、楽しくて、美しくて、素敵でした。斜め後ろの席に何度も手を振り、振りを捨てても盛り上げて、いつだって仲間に入れてくれる姿が大好きでした。


メンバーからの言葉のどれもに愛と、このグループの中に流れる日常を感じて。それに応えるようなパフォーマンスがあって。あんなものを見せられてこれからのアンジュルムはどうなっていくのか、もう期待しかなくて、わくわくしかなくて、そんなグループを応援できることがとても嬉しくて仕方がありません。

もちろん、歌って踊って、そして書く竹内朱莉さんのこれからも。まさにお先はまっキラだ!!!


竹内朱莉さんのことを好きになって、竹内朱莉さんのいるスマイレージと、アンジュルムと共に年を重ねられて本当に幸せです。ありがとう。BIG LOVE




そしてこれは個人的な話になってしまうけれど、私がキャプテンになった日に頑張ってねと連絡をくれた竹内さん。私が出来たから大丈夫と、困ったことがあったらいつでも言ってねと、言ってくださいました。

たった一度一緒にお仕事させていただいただけの私にもそんなやさしさを持って向き合ってくださって、くださった言葉を勇気に変えて今、どうにか自分のやり方を見つけられています。


いつか私にも来る最後の日。

こんな気持ちになってもらえたら最高だなと、目標が出来ました。緊張して眠れなかった前の日、この気持ちをちゃんと覚えておこうって決めたんです。


文化も環境も状況も、何もかもが違うし、

目指すべき場所、求められるものも違うけれど、

私にとっての竹内朱莉さんや、誰かにとっての竹内朱莉さんのような、

そういうものになろうと、そう思った621日でした。


ついに推し書道家のいる人生を歩み始めるわけです!!たのしみ!!!


そして変わらず、変わりゆくアンジュルムと共に人生を歩んでいきたいと思います!!!!



武道館で撮っていただいた写真。

宝物です。


10人のアンジュルム大好きだったー!!!

リーダーの竹内朱莉さん大好きだったー!!!!


これからもきっと全部大好きだーーー!!!!


長くなってしまいましたが、

愛を込めて。


ではまた