こんばんは!


ひとつ前の記事、いつも以上に届いたんだなあという実感がありとても嬉しいです。あたたかくなりました。ありがとう。


雨から一転晴れ晴れとしていたものの少し肌寒く、猫が布団に入ってきました。

ここのところ雨も地震もありましたね。心配です。少しでも安らげる時間になりますように。





さて今日は少し前から書こうとしていたことを書きたいと思います。いつの間にか甘えなくなった、大人になったあの子は、それでも多分「さやかの書かないの?」って思ってると思うから。


書かないんじゃなくて書けなかったんだよ。

どこかでまだ整理がつかなくて。


私が初めて二人で出かけた後輩はさやかでした。さやかはこどもどころか赤ちゃんで、私はお姉さんぶりたかった頃。二人で出かけたり、話したりすることが多くて、というかその頃は、さやかくらいでした。出かけるのって。ばびあじの頃です。



でもそこから、私はあかりやゆえるといることが増えて、さやかはK4の妹になって、どんどん頼もしくなって、その分私に頼ることも少なくなって、なかなか二人でいることがなくなっちゃって。たくさん友達ができて。いつしか時々遠慮するような顔を見せるようにもなって。その度に少し心配しては、私が言うことじゃないかな、とか思ってしまって。


だけどそれでも、私にとっては妹で。大人になっても、助ける時より助けられることが増えても、だれかのお姉ちゃんになっても、変わらずに妹なんだと思ったのは、とある帰り道のこと。


卒業考えてるのかなって、少し前から思ってた時、「あきさんって知ってる……?」って心配そうに聞いてきた夜のこと。いまだにあの視界も忘れないなあ。

なんとなく知ってたよ。話すタイミングないって思ってるのも気づいてたよ。って話から、今さやかがどんなことを考えてて、どんな風になりたいってはなしを聞いて。正直なところ、悔しくって。もちろん寂しいもあるんだけど、やっぱりその夢に勝てない自分が悔しくて。


傲慢な願いだと思うんだけど。人の夢よりも自分の存在が大きいなんて、そんなこと思ってはいけないんだけど、それでも私はさやかと一緒に未来を作りたかったんだなって、話しながらどんどん湧き出る感情に、なにより自分自身が驚いていました。1メンバーとして、こんなにも頼りにしていたこと。期待していたこと。ただ、妹みたいで可愛いだけじゃなくて、もっともっと大きかったんだな。


例えばの話、あの頃のまま近くで話す時間が多かったら、なんてことを考えたりもしました。それはあまりに傲慢で、自分の価値を高く見積りすぎている願い。でもそんなことを思ってしまうくらいには、これからを一緒に作りたかったんですね。そしてその先、先頭に立つさやかを見ていたかった。


だけど、あんなあかちゃんが泣いたり笑ったりしながらいろんな景色を見て、迷って悩んで、汗をかきながら顔を真っ赤にしながらも、いつだって真剣に向き合ってきたからこそ、その夢や道に出会ったんだと思うと、泣きそうなくらい眩いと思うのも事実なんです。だって、妹の成長はうれしいに決まってる。


だから決めたんです。

残りの日々を思い出作りなんて思わないで、最後の最後まで、最高を一緒に作っていくこと。ちゃんといつでも見ていくこと。最後までお姉ちゃんでいること。そしてお互いもう一回、甘えることを遠慮しないで一緒に過ごしたいなって、今はそう思っています。


だからいつでも安心して、胸に飛び込んできていいよ。たとえソファーで寝てても、起こしてでも話に来てよ。


やさしくて、真っ直ぐで、落ち込んでも悪い人になれないさやかが、でもさ〜って言えるお姉ちゃんはここにもまだちゃんといるから。

最後の最後まで一緒に理想を追いかけていこうね。



まずは原点回帰に、コナンに誘おうかな。

そしてプリクラでも撮ろうかな。


でもやっぱり誘うのは苦手なので、よかったら連絡ください。



ではまた。