こんにちは 


今朝父が「もう一年の1/4終わる」と言っていて、なんだかずっと2月くらいにいる私は驚きました。そりゃ、桜も満開になりますよね。出逢いと別れの季節、春です。


そんな代表格のような明日のために空を飛んでいるわけですが、その前にこの間の卒業公演を振り返ろうと思います。





なんだか本当に、実感のないまま迎えた公演で、終わった公演で、本当に変な気持ち。だけど、すこしずつすこしずつ、振り返るあの時間は戻らないことがわかってきました。


目撃者公演、なこちゃんが出たのは3回きりだったけれど、皆さんが思っている以上になこちゃんはちゃんとチームHだったなと思うのです。この言い方が合っているのかわからないけど、なんというか特別なものをある意味背負わず、一員だった気がするんですね。もちろん、なこちゃんの存在の大きさは有り余るほどにあるんだけど、心としてはそんな感じがしたの。


公演を決める時、いろんな理由やきっかけがあったけれど、想像するのはなこちゃんの卒業公演のことでした。チームが変わることが決まった日、なこちゃんの卒業も発表されて。どの公演で、どう終われば、なこちゃんをちゃんと送り出せるだろうかとたくさん考えました。なこちゃんのためにというよりも、なこちゃんを送り出すことが出来たらどのメンバーの特別な公演にもできると思ったから。


そんなことを考えながらどうしようと思っていたのだけれど、公演でも言ったけれど、最後になこちゃんと歌うのがPioneerなのは、この時代に、世代に、なこちゃんがいたことの意味があると思って、一緒に歌いたいと思って、それが大きな決め手の一つになりました。





公演をつくる期間、そこになこちゃんがいてよかったなと思うことがたくさんあって、目撃者公演をなこちゃんと出来てよかったなと思うことがたくさんありました。形が変わっても、みんなで作ったあの時間をちゃんと後に繋げていかなければいけないと思うような、そんな出来事と時間がたくさんありました。


それからね摩天楼の距離の歌い出しをね、二人で歌うんですけど、なこちゃんと二人で歌う曲がこの曲であることってどこか運命だと思っているんですよ。志す道が似ている私たちだから。この曲は本当に、なこちゃんに向けての歌だと思いながら歌っていたなあ。

余談ですがこの曲の途中の手拍子がねえ、客席からも聞こえるの!それがもっと聞こえたらきっとすごいの!これからも一緒にクラップしてほしいなあと思います!


思えば私、チームでいうとなこちゃんとみくちゃんのはじめての後輩で私の一番近い先輩は二人だったんだなあ。選抜もあったし、二人がそんなこと思っていたかはわからないけど、もっと早くこんな仲になれてたらよかったなあって気持ちと、でも今だからこうなれてるんだなあっていう気持ち。




全ての出来事とタイミングが、いまの、そそっかしいとも思われてるけど信頼してもらえてる、みたいなこの関係で終わることが出来るんだろうな、と思うんです。だから、よかった。




なこちゃんは何度も楽屋で、公演に入れなかったファンの方のことを口にしていました。もう一回したいと言ってました。そんななこちゃんだから世界に愛されてたんだな。





どんなに頼もしくて遠くに見えても、泣き顔はずっと変わらなくて、だいすきななこちゃんでした。あまり一緒に出られなかったって言ってるメンバーも多い中、同じチームで3演目も出来たこと、本当に私の中で生き続ける大切な記憶です。





あと5日間は、今日を合わせてもあと2日になってしまって、きっとそれもあっという間なんだけど、最後の瞬間まで目に焼き付けて、そして一緒に闘える人でありたいと思います。



ではそろそろ、飛行機が着く時間。

最後のリハ、行ってきます。